人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2022年8月24日

SUPER GTでも台頭を始めた“新世代”

SUPER GT by 吉田 知弘
  • Line

そして、チームメイトのフェネストラズにとっても、ずっとGT500での優勝を目標に掲げ、努力をしてきた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国規制の影響で、来日できない日々が続き、ほぼ1年を棒に振る辛い経験をした。それでも諦めずに、今シーズンも参戦。昨シーズンの鬱憤を晴らす結果をつかんだ。

「僕にとってGT500クラスは3シーズン目になるけど、昨年はコロナの影響で入国できなくて、ほとんど走ることができなかったけど、やっと戻ってくることができて良かったし、今年宮田と一緒に組むことが決まって、すごく楽しみなシーズンになるなと思っていた。スーパーGTの中では一番若いコンビになるからね。昨年はほとんどレースをすることができなかったから、本当に辛いシーズンだったけど、こうして最高の結果を残すことができて、興奮している」(フェネストラズ)

優勝会見で笑みをこぼすサッシャ・フェネストラズ

これで、フェネストラズ/宮田は一気にドライバーズランキングでトップに浮上。37号車の山田淳監督も「若い2人の勢いに期待している」と、後半戦のチャンピオン争いを楽しみにしている様子だった。

KeePerカラーの37号車に2017年以来となるチャンピオンをもたらすことができるのか。今後の2人の活躍から目が離せない。

【最後に】
この第4戦富士で印象に残ったのが、レース全体を通して目立った接触がなかったということだ。富士スピードウェイでのSUPER GTといえば、ちょうど3ヶ月前に起きたNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL Zのメインストレートでのクラッシュが記憶に新しい。まだ、あの瞬間の衝撃が脳裏に焼き付いている人も少なくないだろう。

その後、GTアソシエイションがアクシデントをしっかりと検証し、再発防止策を作成。ドライバーをはじめエントラントに説明し、意見交換をするなど、“同じことが二度と起こらないように”と尽力している。その効果もあってか、今回のレースでは決勝中にセーフティカーが出動することはなく、フルコースイエロー(FCY)も、トラブルでコース脇に止まった車両を安全に撤去するために導入された1回のみだった。また、他車への接触行為や危険なドライブ行為によるドライブスルーペナルティも、GT300のスタート直後に起きた混戦でのアクシデントで88号車に課せられた1件のみだった。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ