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モーター スポーツ コラム 2022年4月27日

大嶋和也選手(No.14 ENEOS X PROME GT Supra)「自分たちの実力で獲ったポール・トゥ・ウィンだなという実感がある」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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パートナーの山下健太選手と談笑する大嶋選手

パートナーの山下健太選手と談笑する大嶋選手

──今回、改めて開幕戦を振り返って、個人的に一番印象的だったのは?
大嶋:予選でのポールが優勝を引き寄せた一番の要因だと思います。あとは、スタートしてからの1周目。(予選2位の)関口(雄飛/No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)がかなり勝負をかけてきたのはわかっていました。僕は(ウォームアップ走行を終えて決勝の)グリッドへ行く時にスタートで使うタイヤへ替えましたが、39号車が20分間のウォームアップ(走行の時)から(スタート用)タイヤを温めていたのは知ってたので、『相当1周目に勝負かけているな』と。そこはなんとしてでも押さえ切らなきゃなと思って、かなり気合いを入れて行ってました。ちょっと(関口に)詰められるシーンも何回かありましたけど、そこを押さえ切れたのがかなり大きかったかな。

──第2戦は富士大会。サクセスウェイトは40kgになりますが、連勝も可能では?
大嶋:そうですね。去年も同じウェイトで勝てるぐらいのポテンシャルが出せているので……。今年はフォーマットも変わる中での450kmレースなので、かなり荒れる展開になってくると思いますが、僕らにとっては連勝の可能性も出てくるんじゃないかなと思っています。去年は(開幕勝利で)最高のスタートを切ったんですが、中盤戦で実力不足でポイントを獲り逃がしたレースが多かったので今年はそういうことがないように、確実にポイントを獲っていきたいと思います。

──では最後に、「SUPER GT あの瞬間」恒例の”ちょとした幸せ”を聞かせてください!
大嶋:ものすごく今回の優勝の反響が大きくて。特に長いこと応援してくれている身近な人たちがすごく喜んでくれました。それがすごくうれしかったですね。(レース明けの)月曜日の朝になってもうれしかったですよ。今回、ドライバー的にはすごくうれしい勝ち方だったので。自分でポール(ポジション)獲って、自分でぶっちぎって、そのギャップで勝てたという……いつもチームが勝てればいいやと思って我慢するタイプなので、今回はなんか昔の自分を思い出すような、”わがままな走り”というかそういうのがちょっと出せたので、自分の中でもうれしさはありましたね。ただ、(自分より)若いヤマケン(山下健太)にもっと気持ちよくレースをさせてあげたいので……。今回は僕が気持ち良い思いをしたんで、次の富士はヤマケンがもうちょっと気持ち良く走れるようにやってあげたいなと思います。

文:島村元子

島村元子

島村 元子

日本モータースポーツ記者会所属、大阪府出身。モータースポーツとの出会いはオートバイレース。大学在籍中に自動車関係の広告代理店でアルバイトを始め、サンデーレースを取材したのが原点となり次第に活動の場を広げる。現在はSUPER GT、スーパーフォーミュラを中心に、ル・マン24時間レースでも現地取材を行う。

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