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モーター スポーツ コラム 2022年2月22日

スロットカー ~楽しき中にも闘志あり!~

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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2年ぶりにレジェンドドライバーたちによるスロットカーレース大会が開催された。

時速1,000kmでぶっ飛ばして来ました。
本当です。換算値ですけどね。

この時期、恒例の【レジェンドドライバー・スロットカーレース大会】に参加させていただいたのです。なんと今回で14回目の大会。昨年はコロナ禍によって中止、2年ぶりの開催となったのです。

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ご存知、Legend Racing Driver Club(LRDC)のメンバーさんを中心に参加。コロナ感染、拡大の防止策は万全。ワクチン接種の確認、体温測定、超抗菌性の光触媒銅箔糸マスクの着用、手指のアルコール消毒などなど、できる限り会話は少なめに・・・。

会場は、神奈川県横浜市港北区のBANPROさん。今やスロットカーコースが少なくなっている中で、ここは今やスロットカーの聖地。オリジナルパーツも多く製作、販売している。スロットカーを愛好するModelcar Racing Fan Club(MRFC)さんが主催。毎回メンバーの皆さんが往年のドライバーさん達が現役時代にステアリングを握ったマシンを用意してくださっていて、これだけで雰囲気はアゲアゲ。スロットカーの制作、メンテンサンス、修理、セッティングをしていただき、ありがとうございました。

参戦マシンのカラーリング、デザインは当時そのものだ。

LRDCの参加者は、レーシングスーツを纏い、ヘルメットを持参することになっている。1/32スケールのスロットカーで約30メートル強のコースで競技を行い。3分間のセッションを5回。トータル周回数とセッション毎の順位を足して順位を決定。(順位トータルの少ない順)

今回はLRDCのメンバーとスポンサー各位、そして、そして、ボクとシマシマこと竹内紫麻さんが参戦、計15名が競い合った。

大会には往年の名ドライバーが集結した。

予選では8秒台がファステスト。
3分間の決勝ヒートでは20周回がベストでした。しかし、20周を記録するためにはラップタイムで9秒フラットをコンスタントに刻まなくてはならない。これがかなり厳しい。

リアルレーシングカーに換算すると時速1,000Kmで疾走するスロットカーをコントロールして周回するのは、テクニックだけなくて、かなりメンタルの部分も不可欠な競技。久しぶりに集うLRDCの面々も、ストーブを囲っているときは和やか。しかし、一度コントローラーを握ると、現役時代さながらの真剣な表情に一変。さすがレーシングドライバー。いつまでも競技では、負けたくないという気持ちをむき出しにする。これが、また良いですよね。楽しき中にも闘志あり!

優勝は、御歳82歳の片桐昌夫さん。マシンは、もちろん現役時代にドライブしたEVA Can-Am 2B。MRFCの皆さんが細部に拘ったマシンを用意してくれました。ありがとうございます。
ボクの成績?
まあ、あまり誇れるものではありませんでした。シマシマに負けたので、今後の人間関係が仕事において支障があるのではと思います。

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文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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