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モーター スポーツ コラム 2021年11月1日

SUPER GT 第6戦:石浦宏明(No.38 ZENT CERUMO GR Supra)「色んなことが積み重なって自分たちに追い風が吹き始めた」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──何度もレース中に披露したオーバーテイクですが、自分の中で印象に残っているのはどのシーンですか?
石浦:1コーナーで勝負することが多く、インから抜いたりアウトから抜いたり、色んなパターンがありました。17号車(Astemo NSX−GT)と14号車(ENEOS X PRIME GR Supra)を抜いたときは、まとめて2台をオーバーテイクしたので自分としてはすごく気持ち良かったですね。あとは、最後に表彰台が見えているときは、より前へ前へ……という気持ちがあるので、(53周目に)64号車(Modulo NSX−GT)を抜いたときは(第2ヘアピン先、通称)”ジェットコースター(・ストレート)”の下りで外から抜きました。

普通は抜くようなコーナーじゃないんですが、とにかく1周でも無駄にしたくないので無理くりねじ込んでいった感じでした。ちょっとリスクはありましたが、自分の中ではうまくコントロールできていたので思い切っていったので、そこでもし64号車を抜いていなければ、(54周目に)23号車(MOTUL AUTECH GT−R)が失速したタイミングで前に出られていなかったし、後々まで色んなことに影響していたと思うので、いいテンポで抜けたことが2位へ繋がったと考えると、それが良かったのかなと思います。

残り2戦で優勝を目指す

残り2戦で優勝を目指す

──待ちわびた結果を手に、迎える残り2戦。ズバリ目標は?
石浦:今回結果が残り、これをいいチャンスにしていかなければいけないのですが、オートポリスで戦略なども含め、決して完璧だったわけではありません。まだまだ残された課題もあるので、そういうところも含めて全部まとめていくことができれば、残り2戦で優勝争いができると思っています。次のレースでは規則で(サクセス)ウェイトが(第6戦の)半分になりますが、自分たちはオートポリスのとき(22kg)とそんなに変わらないウェイト(26kg)でいけるので、そういう意味でもクルマのバランスもわかっているし、そのメリットを活かしたいですね。また、(車両開発やチームへの技術支援を行う)TRDの人たちも苦しみながらもいろいろ対策してくれて、3基目のエンジンもいい性能を出してくれています。去年は最高位が2位だったので、こういう武器を活かしながらなんとしても残り2回で優勝したいと思います。

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