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モーター スポーツ コラム 2021年11月1日

SUPER GT 第6戦:石浦宏明(No.38 ZENT CERUMO GR Supra)「色んなことが積み重なって自分たちに追い風が吹き始めた」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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そのあとの情報で、『2番手集団(No.64 Modulo NSX−GTを筆頭に、No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra、No.23 MOTUL AUTECH GT−R、1号車が競っていた)のペースが落ちてきているので、もしかしたらすごく上まで行けるかもしれないぞ』と耕太郎さんに言われて。そこでまた”ヤル気スイッチ”が入りましたね。『表彰台も行けるってこと!?』とまたそこから集中してペースを上げてきました。

──狙っていたとおりのレース展開となり、2位表彰台を獲得。大きな成果といえますね。
石浦:レースではタイヤのピックアップしにくい状態で走れたので、オーバーテイクができて、2位まで上がっていくこともできました。これは、それができるタイヤとクルマのセットアップになっていたということがすべてだと思います。すごく意識はしていたことですが、それが完璧に出来上がっているかどうかはレースをしてみないとわからない部分もありました。結果、狙ったとおりになっていたのはエンジニア含め、ブリヂストンさんの助言もあったし、そういう力が合わさった上でのパフォーマンスだったと思います。

表彰台で手を振る石浦宏明選手(最左)

表彰台で手を振る石浦宏明選手(最左)

──レースを終え、ともに健闘した立川選手とまずどんな話をしたのでしょうか?
石浦:『おいおい、俺、(スーツから)着替えていたのにさぁ……表彰台に上がりそうになったから、慌ててレーシングスーツに着替えてきたよ』って立川さんが(笑)。実はコレ、(レース後半で)追い上げて表彰台に乗るときの(チーム内での)”定番”(の会話)なんですけどね(笑)。立川さんは(スティントが終わると)着替えてお弁当を食べながら僕が走っているのを観ているので、”お決まりの挨拶”なんです。『急に表彰台まで上がるからさぁ』っていう会話でしたが、久しぶりにそんな会話ができて嬉しかったです。

──あらためて、今回の戦いのターニングポイントはどこにあったと思いますか?
石浦:やはりSCですね。あれが最初に出ていなければ、抜いていたとしてもポイント圏内に届くかどうかだと思います。事前にもわかっていましたが、(ペナルティのピットストップで)5秒止まるということは、ピット(イン/アウトのタイム)ロスと合わせると30秒以上を失ってしまいます。レースでの自分のスティントは30数周しかないので、それを1周1秒くらい速く走ったとしても、最後尾に追いつくくらいのイメージなので、SCが出てなければ表彰台は多分なかったと思います。

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