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SUPER GT 第4戦:国本雄資(No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra) 「悔しさはあったが、ちょっと自信に繋がったようなレースだった」
SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子序盤から果敢なアタックで1号車をオーバーテイクした
──トップ奪取後のラップタイムも速さがありました。
国本:そうですね。抜いたあとの次の周っていうのが僕にとって多分大事かなと思ったので、そこは結構リスクを背負って(周回遅れの)300をオーバーテイクしていったって感じです。普通に走ってても、(後続車と)コンマ1秒とか2秒くらいの差しかないんで、なかなか離すことができないんですけど、トラフィックになると簡単に1秒とか差がつくことがあるので、そこはかなりリスクを負っていきました。まぁ運もよくて、僕のトラフィックのタイミングがうまくストレートとかだったので。1号車は逆にイヤなところでトラフィックに引っかかりとかしてたんで。前に出たあとに、3秒、4秒と結構大きなギャップを作ることができました。あとは、タイヤのタレがすごく少なくてコンスタントに走ることができたので。普通にひとりで走っていてもいいペースで走れましたし、あとは(タイヤ)グリップの落ちが少ない分、トラフィックの処理もすごくラクなレースでした。
──2番手になった1号車が24周終わりでピットイン。一方、19号車は28周を終えてルーティンのピットインを行いました。そのときの状況は?
国本:(レースが)始まる前はもう少し早くピットに入る予定だったんですけども、タイヤのグリップダウンも少なかったし、いいペースで走れてるっていうことがあって少しピットのタイミングを遅らせていきました。ちょっとピットでミスがあって逆転されてしまったんですけども(※3)、まぁ作戦どおりというか、うまくそこまでは戦うことができたかなと思っています。(1号車に逆転されたが、交代した宮田莉朋に無線で何か言うことも)特になかったです。2番手からでもレースの途中ぐらいから僕たちのペース__(国本が担当した)前半スティントのペースが後半から良かったので、最初ウォームアップは少し悪かったですけれど、中盤後半で追いつくことができると思ったし、同じように300のトラフィックとかでチャンスが生まれるのかなと思っていたので、特にアドバイスすることはなかったですけども、(宮田は)うまく戦っていたと思います。
※3:ピットインタイムが40秒1だった1号車に対し、19号車は45.0秒。作業を終えて宮田莉朋選手がコースインする直前に1号車の山本尚貴選手は1コーナーへ。これで逆転を許した。
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