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モーター スポーツ コラム 2021年8月7日

SUPER GT 第4戦:国本雄資(No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra) 「悔しさはあったが、ちょっと自信に繋がったようなレースだった」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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自信を持って第4戦 もてぎ に臨んだ国本選手

自信を持って第4戦 もてぎ に臨んだ国本選手

──もてぎでは朝の公式練習で4番手、予選ではQ1を3番手、Q2では2番手を獲得。とはいえ、第2戦富士からの連続ポールポジションも狙っていたのでは?
国本:そうですね。ポール(ポジション)も獲れるくらいのタイムも出ていたし、予選やった中ではもう少しやれたことがあるのかなという部分もあるんですけども、その中で宮田(莉朋)選手がすごくベスト尽くして走ってくれたと思うので、2番手からだったらすごく(優勝を狙える)チャンスあるんじゃないかなと思ってました。

──予選2番手から決勝ではどのような戦略を立てていたのですか?
国本:戦略としては、レース(の)ペースが安定して走れるっていうのがわかっていたので、とにかく(前のクルマに)付いて行って、チャンスがあったら抜かそうとか、あとは毎戦僕たちのチームはピット(作業)がすごく早いので(トップに)着いていけば(ピット作業で抜ける)チャンスもあるよという話をしていたので、とにかくミスなく走ろうと思っていました。僕個人としては『絶対抜かしたい』というのがあったので、チャンスとするなら1周目がすごいチャンスになるのかなと思ってましたし、普通もてぎって抜きづらいんですけども、トラフィックがあると結構オーバーテイクのチャンスが増えるサーキットでもあるので、(GT)300が来たときがチャンスかなとは僕は思ってました。

──「チャンスが来たとき」、つまり7周目の勝負ですよね!?
国本:はい。6周目、7周目あたりから1回目の(GT)300のトラフィックが来て。あのときはまず1-2コーナーで、1号車(STANLEY NSX−GT/牧野任祐)が300に引っかかってくれて、少しそこで差が縮まって。で、また3-4コーナーでまた300に引っかかったので、『これは絶対にここしかチャンスはないな』っていう部分でもあったし、あとは後ろにクルマがいて、4コーナーで300に引っかかるっていうのが一番イヤな状況ですし、4コーナーで引っかかったことで5コーナーまでのスピードが落ちて……。あのとき1号車がイン側をブロックしたので、僕はアウト側から飛び込むしかないなという状況で。かなりブレーキングを遅らせていつもより30メーターくらい奥まで行って、なんとか止まり切って…っていう感じでアウトから並ぶことができたし、あとはブレーキングで前に出ないと外に追い出されちゃうっていうのがあったんで、ブレーキングで抜き切るくらいの気持ちで飛び込まなきゃいけないなと思って、かなりブレーキングを遅らせて。それがすごくうまくいったし、S字までもイン側をキープできたので、すごくうまく抜かすことができました。うまく決まりました。

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