人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2021年4月23日

SUPER GT 第1戦:山下健太(No.14 ENEOS X PRIME GR Supra)「結構疲れました」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
  • Line

── 長きに渡るバトルだったので、レースのハイライトを挙げるのは難しい?
山下:ハイライトは…。坪井君が飛び出したところだと思うんですが、それもちょっとどうかなぁ…。まぁ(レース)全部っすね、はい。坪井選手とはレース後にクルマを降りた段階でこっちに来てくれて、「おめでとう」って言ってくれたんで。自分も「ごめんね」って話をして。ちょっと強引だったところがあるんで(笑)。坪井選手とはほんとに同じ道をたどってきたというか、カート時代からずっと一緒なんですよ。出身地も千葉と埼玉で近いので、出てるレースも場所もサーキットも似てるし。ずーっと一緒にやってきてるので。坪井選手の強さとか速さとかっていうのも良くわかっているので、自分もあのくらいいかないとやられてしまうと思っていたので、まぁちょっと申し訳ないんですけど、あの辺までやらなきゃいけなかったですね、勝つには。

── 折しも、決勝日の朝、山下、坪井両選手がかつてGT300クラスで参戦したチーム「つちやエンジニアリング」初代代表の土屋春雄氏が逝去されましたが、ふたりによる素晴らしいバトルはなによりの手向けになったのでは?
山下:そうですね。(土屋)春雄さんが見ててくれたのかなという感じもするし、喜んでくれればいいなと思います。

── 続く第2戦富士はサクセスウエイトを積んでもいけそうですか?
山下:今回、ホンダ勢がちょっとタイヤ(選択)を外したっていう…。そういうこともあるので、実際練習中まで全然速かったし、テストの結果を見てもNSX勢が速かったし。今回たまたまではないですが、ちょっとスープラに有利な状況だったかなと思うし、そこで結果を残せたのはある意味ラッキーな部分もあると思うんですけど、次の富士はスープラが得意というのはわかることなんで、逆に次の富士でちゃんと結果を出さないと。それ以降のレース、SUGOとかオートポリスとか今まで(現行の)スープラでやってないコースが続きますけど、イメージ的にはNSXがそういうサーキットは速そうなんで、富士はほんと連勝するような勢いでいかないといけないかなと思っています。

ROOKIE Racing

── 気が早いかもしれませんが、大嶋選手と再びタイトルを! という気持ちは?
山下:チームはROOKIE Racingという新しいチームになるんですが、エンジニアは阿部(和也)さん、相方は大嶋先輩で2019年に(タイトルを)獲ったときと同じような形でやれているので、コミュニケーション的にはすごくいいと思ってますし、作戦の面でもだいたいうまく行っているので、うまくやるのを積み重ねていけば(タイトルを)獲れるのではないかなと思っています。

文:島村元子

【SUPER GT あの瞬間】

第1戦:山下健太選手(No.14 ENEOS X PRIME GR Supra)

島村元子

島村 元子

日本モータースポーツ記者会所属、大阪府出身。モータースポーツとの出会いはオートバイレース。大学在籍中に自動車関係の広告代理店でアルバイトを始め、サンデーレースを取材したのが原点となり次第に活動の場を広げる。現在はSUPER GT、スーパーフォーミュラを中心に、ル・マン24時間レースでも現地取材を行う。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ