人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2021年4月23日

SUPER GT 第1戦:山下健太(No.14 ENEOS X PRIME GR Supra)「結構疲れました」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
  • Line

── 長い壮絶戦のなかでも、これ!というバトルはありましたか?
山下:序盤のうちは結構同じことを何周も繰り返すような形になってたんですが、途中から結構坪井選手がパターンを変えてきて。例えばアトウッド(カーブ)なんかは、自分はずっとインベタを走ってたんですけど、最初は坪井選手もイン側、自分の後ろをついてきて、バックストレートでスリップから抜け出すっていう形だったんですが、一回アウトからそのまんま坪井選手が行ったときがあって。そのままバックストレートで並びかけられて、そのときは多分ヘアピンで少し接触して2台ともロックした時だと思うんですけど。そのあたりですね。結構速度差があって、マズいなって思い始めたのは。
頭の中はいっぱいいっぱいでした。タイヤもズルズルだとか、わかってたんですが、だからこそ(坪井選手に)半車首でも出られてしまうと簡単に行かれて、多分一回前に出られちゃうと絶対もう抜き返せない。こっちにまったく力が残ってない状況だったので…。ちょっと強引だったかもしれないですが自分が絶対に前に行くという感じ(のバトル)をやってました。

── 71周目の1コーナーのサイド・バイ・サイドも激しかったですね。
山下:あの周回の前後はGT300との巡り合わせも悪くて。岡山の最終コーナーとその一個前(マイクナイトコーナー)は(GT)300に詰まってしまうと、ダウンフォースも抜けてしまって300と同じ速度域になってしまうんですよね。そうなると、やっぱり後ろの坪井選手がストレートでぴったり来てしまう状況になってしまって。あのときは、1コーナーでまたアトウッドと同じような形でアウトから並ばれてしまうような形になって、結構1コーナーは坪井選手のほうが若干鼻先前に出てたかなという状況でコーナーに入っていったんですが、アウト側(の路面)も汚いことがあるので、立ち上がりにかけて若干自分のほうが前に出られたこともあって、なんとかギリギリ防げたのかなと思います。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ