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連覇に向けて余念がないNo.56 リアライズ日産自動車大学校GT-R。
いよいよ開幕が迫ってきた2021年のSUPER GT。GT500クラスに加えてGT300クラスの新体制も明らかとなり、例年になく見どころの多いシーズンとなっている。
まず、今季の体制の中で大きな話題となったのが、“帝王”本山哲のSUPER GT復帰だ。GT500クラスで3度のチャンピオンを獲得し、日産のエースとして長年活躍してきたが、2018シーズンいっぱいで同クラスを離れ、日産系チームのエグゼクティブアドバイザーを務めていた。
大きな話題を呼んだ本山哲のSUPER GT復帰。写真は2018年シーズン第8戦。
今年はTeam LeMans with Motoyama Racingの6号車のアウディR8 LMSで片山義章と組んで参戦。久しぶりに国内最高峰のシリーズに帰ってくる。これまでのGT500とは違い、多種多彩な車両が参戦するGT300を舞台にして戦うことになるが、そこでどんな走りを披露するのか。ファンにとっては、開幕戦が待ち遠しくなっていることだろう。
また、2021年は注目の若手ドライバーたちもデビューを果たす。No.55 ARTA NSX GT3からは、19歳の佐藤蓮がデビューする。2019年にFIA F4日本選手権でチャンピオンを獲得し、昨年はヨーロッパに渡ってフランスF4に挑戦。ランキング2位を獲得した。今年は再び日本を主戦場にしてのシーズンとなり、彼にとっては初めてのツーリングカーレースとなる。初挑戦となる舞台で、実力が試されるシーズンとなりそうだ。
同じく、ヨーロッパで武者修行した経験を持つ名取鉄平も、今季SUPER GTに挑戦する。加入するのはNo.18 UP GARAGE NSX GT3。彼もツーリングカーレースの経験がないのだが、限られた期間でどこまで順応できるのかに注目だ。
これに対し、昨年の上位ランカーたちは昨年と同じ体制で参戦する。シーズンを通して力強い走りを見せ、シリーズチャンピオンを勝ち取ったNo.56 リアライズ日産自動車大学校GT-Rは、昨年と同様に藤波清斗とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとのコンビで臨む。チームとともに着々と力をつけていた2人だけに、さらなる進化に期待がかかる1年になりそうだ。
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