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モーター スポーツ コラム 2019年8月8日

SUPER GT第5戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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序盤は安定の速さを見せたMOTUL AUTECH GT-Rだったが……

SUPER GT第5戦

決勝レースの行われる日曜日は、より暑さが厳しくなって、スタート直前の気温は33度に、そして路面温度に至っては51度にまで到達。つまり前回よりも厳しい条件となっていたわけだ。長い戦いは、まずはMOTUL AUTECH GT-Rのクインタレッリのホールショットから始まった。これを追いかけたのは、CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのマコヴィッキィ。ミシュランを履く2台のGT-Rが予選どおりの速さを、まずは見せる。

3番手につけていたWedsSport ADVAN LC500が26周目に、早くもピットイン。4ピットの義務づけということは5スティントを要するということで、本来なら30数周は走りたいところ。しかし、タイヤは4本とも交換されたが、ドライバーは坪井のままということで、これはあらかじめ想定された作戦のよう。厳しい戦いであることが、これで改めて明らかになる。

トップを行くMOTUL AUTECH GT-Rの、最初のピットストップは35周目。松田に交代するも、ピットでは準備が整っておらず。ここでややロスを抱えてしまった感も。それから2周後にCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rがピットに入り、平手に交代。それでもMOTUL AUTECH GT-Rの前に出ることはできなかった。その後も引き続き松田はトップを走行。

トップが入れ替わったのは63周目。ダンロップコーナーで松田がGT300車両と軽く接触し、失速したところを平手が見逃さなかったのだ。ハンデの違いからか、タイヤが厳しくなっているのは明らかで、徐々に差は広がっていく。たまらずMOTUL AUTECH GT-Rは70周目にピットイン。

そんな中、3番手を走行していたZENT CERUMO LC500が、石浦から立川に代わったばかりの72周目、100Rでクラッシュ! 立川に怪我がなかったのは何よりだった。その次の周、CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rはピットインし、マコヴィッキィに代わるも、クインタレッリは真後ろ。300Rで再逆転に成功する。74周目からはセーフティカー(SC)がコースイン。80周目にバトル再開するが、その直後のダンロップコーナーでマコヴィッキィには接触があり、大きく順位を落とすこととなる。

なおもトップを行くMOTUL AUTECH GT-Rは、まさに好調そのもの。その後ろではau TOM’S LC500の中嶋一貴とWAKO’S 4CR LC500の山下が、激しいバトルを繰り広げていたこともあって、より安泰なものとしていた。その2番手争いだが、102周目の13コーナーで中嶋はGT300車両と接触し、左フロントの足回りにダメージを負ってしまう。なんとかピットには戻れたものの、修復不可能ということでリタイアを余儀なくされる。

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