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モーター スポーツ コラム 2018年8月9日

SUPER GT 第5戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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レース前半の主役をGT-R勢が射止める

MOTUL AUTECH GT-R

決勝レースでホールショットを決めたのは、もちろんMOTUL AUTECH GT-Rのクインタレッリ。フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rの高星に並びかけられるも、しっかり1コーナーの立ち上がりで引き離していた。それでもしばらく、この2台のトップ争いが続く中、その後方でさっそく仕掛けに出ていたのがCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの千代勝正。しかし、au TOM'S LC500の関口に3周目の1コーナーで抜きにかかるも、逆転は許されなかった。

その後、千代はオーバーシュートもあって順位を落とす中、序盤にオーバーテイクを重ねていたのがカルソニックIMPUL GT-Rの佐々木大樹だった。予選5番手からスタートでふたつ順位を落としていたが、徐々に順位を上げて20周目の1コーナーで、KeePer TOM'S LC500のニック・キャシディをかわして4番手に浮上する。一方、2番手も23周目に入れ替わる。関口が高星を1コーナーでオーバーテイク。高星は26周目の最終コーナーで、佐々木にもかわされていた。

その間にも、トップを走行していたのがクインタレッリ。しかし、一時は7秒としていた差が2秒を切るまで、関口に迫られていたこともあり、32周目には上位陣ではいちばん早く、MOTUL AUTECH GT-Rはピットに入って松田に交代し、3番手でレースに復帰する。これでトップに浮上したau TOM'S LC500は、37周目に中嶋と交代するも、右リヤのタイヤ交換に手間取ったこともあって松田のみならず、それより3周早くヤン・マーデンボローに代わっていた、カルソニックIMPUL GT-Rにも前に出られてしまう。

38周目にMOTUL AUTECH GT-Rはトップに返り咲くも、やがてカルソニックIMPUL GT-Rが近づいてくる。必死に逃げていた松田だったが、堪えきれずマーデンボローにトップを明け渡したのは55周目のコカコーラコーナー。松田は64周目の1コーナーで中嶋にも抜かれ、3番手に後退した後、69周目に再びクインタレッリに交代する。

カルソニックIMPUL GT-Rが71周目にピットに入ると、au TOM'S LC500がトップに浮上。そして74周目に関口に代わるも、またしても右リヤのタイヤがうまくはまらず。これが致命傷となってもおかしくはなかったのだが……。77周目からは再びカルソニックIMPUL GT-Rの佐々木がトップを走行。一方、関口はクインタレッリを間に挟んで3番手につけていた。4番手は、平川亮と代わったばかりのKeePer TOM'S LC500を駆るキャシディだ。

レース折り返しの89周目、逃げる佐々木と松田の差は約8秒。これがさらに広がっていったのは燃料リストリクターが絞られている分、コーナーで補うべくタイヤを酷使しているのは間違いない。その間にじわじわと差を詰めてきたのが関口。ピットでの遅れをコースで取り戻したばかりか、98周目には松田をストレートでぶちぬいて2番手に浮上する。

101周目、MOTUL AUTECH GT-Rは松田に交代。交換したタイヤはかなり磨耗していたこともあり、それまでとは異なるタイヤを装着したようだ。そして、トップを走っていたカルソニックIMPUL GT-Rは108周目にピットイン、TOM'Sの2台も続いてピットに入ると、114周目にマーデンボローはトップに返り咲くこととなる。

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