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連日の酷暑が続いていますね。
モータースポーツファンの皆さんご自愛ください。
この酷暑は、数年前から予測されていたものとはいえ、実際に体感すると辛いものですよね。なんたって気温摂氏40度になれば完全に自分の体温よりも高いのですから。
2020年に東京オリンピックが開催されますが、その時にはもっと気温が上がることが予想されていて、競技の開催時刻を早朝にするなどのアイデアが出ているらしい。
モータースポーツでは、この酷暑に対してどのような対策で応じているのか?
クローズドレーシングマシン、スポーツカーやツーリングカーのドライバー自身を冷やすクーリングシステムは、以前からコクピット内に装備している例がありますね。その性能は、導入当時から比べるとかなり良いようです。しかし、やはり機械ですから故障することもあり、壊れたら逆効果であったりします。
レギュレーションで室内を一定の温度以上にならないようにするという規制をかけている例もあります。暑さに対する<挑戦>もモータースポーツであるという考え方もありますが、意識レベルの低下を招くこともあるので、万一の場合は、危険を共なってしまうのが心配されます。それは、避けなければなりませんね。
気温が少しでも低くなる時間帯で競技を行うというアイデアもあると思うのですが、そうなるとイベント性が損なわれてしまう。つまり、ナイトレースを行なうとなると、お客さんが少なくなる懸念。24時間レースの夜の時間帯は、確実に気温が下がりますが、スタートもフィニッシュも夜というレースは、まだ日本では、極少ない。F1ではシンガポールや中近東の例がありますよね。
先週末の富士スピードウェイのレースでは、暑さに耐えかねてコース路面が破損してしまったそうですね。そして急遽使用するコーナーを変更する処置がとられたことをみても、酷暑、猛暑の弊害がドライバー、競技者以外にも出ていることを証明してしまいました。
今後、マシンの熱対策だけではなくて、モータースポーツ全体の熱対策を考えることが大事になってきましたね。地球の温暖化がひしひしと感じられる今日この頃。
今週末は、岡山で全日本F3選手権レースが開催されます。取材に行ってまいります。
最後になりましたが、
豪雨によって中国地方、九州、四国で甚大な被害に見舞われてしまった皆様にお見舞い申し上げます。
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会会長。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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