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サイクル ロードレース コラム 2023年7月24日

【ツール・ド・フランス2023 レースレポート:第21ステージ】ヨナス・ヴィンゲゴーが大会2連覇! 大いなる自信に裏打ちされた総合タイム差7分29秒。そして、次のチャレンジについても・・・

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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ヴィンゲゴーのマイヨ・ジョーヌが固いとはいえ、さすがにポガチャルを放っておくわけにはいかず、ネイサン・ファンホーイドンクが対処。2人は少しの間、集団に対して10秒ほど先行した。

メイン集団も慌ただしい。3周目に追走を図った8選手がポガチャルたちに追いついたが、次の周回ではマイヨ・ブランもろとも集団へと戻されている。この直後にはサイモン・クラーク(イスラエル・プレミアテック)のアタックに、ネルソン・オリヴェイラ(モビスター チーム)とフレデリック・フリソン(ロット・デスティニー)が追随。集団に対して20秒ほどの差をつけて周回数を減らしていった。

とはいえ、やはりシャンゼリゼといえばスプリントである。チーム単位での主導権争いが本格化すると、自然とスピードが上昇。逃げる3人は残り10kmまでに捕まえて、勝負は今年もスプリントにゆだねられる。

迎えた最終周回。凱旋門を過ぎて下り基調の直線に入ると、時速70kmに届こうかというハイスピードでポジション争い。混沌とした中から、マイヨ・ヴェールのヤスペル・フィリプセン擁するアルペシン・ドゥクーニンクが残り1kmで先頭に立った。コンコルド広場を抜けて、最後は800mのストレート。フィニッシュ前450mからは、満を持してマチュー・ファンデルプールのリードアウトが始まった。

あとはフィリプセンをしかるべきタイミングで発射するのみ。最高の形を作り出したかに思えたアルペシン・ドゥクーニンクだったが、残り200mでディラン・フルーネウェーヘン(チーム ジェイコ・アルウラー)が先に仕掛けた。それをピーダスンが追い、フィリプセンは狭いスプリントラインを突いて上がっていくしかなくなった。

そんな3人の反対サイドから、ヨルディ・メーウス(ボーラ・ハンスグローエ)が猛然と駆け上がってきた。そのまま4選手横並びでのフィニッシュ。一瞬誰が勝ったか分からなかったが、写真判定ではくっきり。メーウスがフィリプセンにタイヤ1本分の差で先着した。

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