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フォレリングが悲願の初総合優勝、区間2勝と山岳賞も獲得【Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ:レビュー】
サイクルロードレースレポート by 山口 和幸第8ステージのフィニッシュで自転車を掲げたフォレリング
スペインを舞台とした女子ステージレースのラ・ブエルタ フェメニーナが4月28日から5月5日までの全8ステージで開催され、チームSDワークス・プロタイムのデミ・フォレリング(オランダ)が悲願の初優勝を遂げた。2023年は9秒差の総合2位で、オランダの先輩格アネミエク・ファンフルーテンに逆転負けを喫していた。
男子のグランツール、いわゆる三大ステージレースは23日間の日程を基本として開催される。それぞれにある女子版は日曜日に開幕し、1週間後の日曜日に終幕する8日間の日程が定着しつつある。例外的に2024ツール・ド・フランス ファムは、8月11日のパリ五輪閉会式に配慮して、翌12日月曜開幕の全7ステージにスケールダウン。つまり今季のラ・ブエルタ フェメニーナは世界最大級の女子ステージレースに昇格したと言える。
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2023ツール・ド・フランス ファムで、絶対女王ファンフルーテンを倒して初優勝したのがフォレリングだ。アシスト役はそのシーズン終盤に世界チャンピオンとなるロッテ・コペッキー(ベルギー)だった。フォレリングのツール・ド・フランス ファム初制覇は新時代への転換期となり、ファンフルーテンはシーズン終了をもって引退した。
だから2024年はフォレリングの時代だと誰もが思った。ところが前年は連戦連勝した春のクラシックレースで一度も勝利できなかった。頼りのコペッキーはパリ五輪トラック競技で複数の金メダル獲得を目指して、春が終わるとロードレース活動を停止。フォレリングは力強いサポートが不在で臨むラ・ブエルタ フェメニーナとなった。
チームタイムトライアルを制したリドル・トレック。左端がレアリーニ
4月28日、地中海沿岸のバレンシアで開幕。第1ステージはこの大会の恒例となったチームタイムトライアルだ。距離16kmのレースは大接戦となり、リドル・トレック(米国)が1秒に満たない僅差でヴェスマ・リースアバイク(オランダ)を制して優勝。リドル・トレック勢の中で最初にフィニッシュラインを通過したガイア・レアリーニ(イタリア)が総合1位のリーダージャージ、マイヨ・ロホを獲得した。
27歳のフォレリングが「いい走りをする超若い女の子」とマークしていた22歳だ。
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