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サイクル ロードレース コラム 2023年7月24日

【ツール・ド・フランス2023 レースレポート:第21ステージ】ヨナス・ヴィンゲゴーが大会2連覇! 大いなる自信に裏打ちされた総合タイム差7分29秒。そして、次のチャレンジについても・・・

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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【ハイライト】ツール・ド・フランス 第21ステージ|Cycle*2023

パレード中は、チームごとや国ごとに選手たちが並んでの記念撮影があちこちで。チャンピオンチームのユンボ・ヴィスマは、7人だけでなく途中で離脱したワウト・ファンアールトのナンバー「6」も掲げた。思えば、昨年も離脱した2選手のナンバーをチームメートが手にしながら撮影に臨んでいた。前回までは「2020年大会の敗北からのリベンジロード」だった彼らだけど、今回は「マイヨ・ジョーヌ防衛」と戦うテーマが変わった。それでも、チーム一丸で戦い抜いたことばかりは変わらない。みんなで到達した高みである。

42.8km地点に設けられた4級山岳では、今大会の山岳賞を決めているジュリオ・チッコーネ(リドル・トレック)のために、チームメートのマッズ・ピーダスンとマティアス・スケルモースが祝福の1位通過を演出。もちろん、それを邪魔する選手などひとりもいない。

思い思いにパリに向かって走ってきた至福の時間は、フィニッシュまで65kmを切ったあたりから少しずつ「モード転換」。ここはやはりユンボ・ヴィスマが統率を担って、少しずつ“レースの幕開け”に備えていく。ルーヴル美術館のピラミッド前を通り、コンコルド広場を抜けるといよいよシャンゼリゼ通り。6.8kmの周回コースを8周回。1回目のコントロールライン通過をもって戦いのゴングが鳴った。

そういえば、プロトンを去る選手たちをシャンゼリゼで送り出す“儀式”が今回はなかった。最後のツールになると公言しているのは、ペーター・サガン(トタルエネルジー)、トニー・ガロパン(リドル・トレック)、ティボー・ピノ(グルパマ・エフデジ)、ドリース・デヴェナインス(スーダル・クイックステップ)の4人。感傷に浸っている間などないとばかりに、他の選手たちがアタックを始めてしまった。

なかなか逃げが決まらない中、均衡を破ったのはなんとタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)だった。個人総合2位とヤングライダー賞のマイヨ・ブランをほぼ手中に収めた状況で、もうワンアクション起こそうと飛び出したのだ。

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