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ガッツポーズするアネミエク・ファンフルーテン
マイヨジョーヌも同時に手にしたファンフルーテンのSTRAVAログを見ると、最初の1級山岳プティ・バロンを30分59秒で登坂完了。これはもちろんQOM(クイーン・オブ・マウンテン)であるとともに男子を含めた全体でも上位に入るタイムです。さらにファンフルーテンは2つ目の1級山岳プラッツァーヴァーゼル峠を23分56秒、最後の1級山岳グラン・バロンを44分05秒で走破しています。ステージ2位のフォレリングのSTRAVAログと比較しても、登りと下り、そして平坦区間のすべてでファンフルーテンがリードを広げる結果になっています。
一方、マイヨジョーヌを着て走ったフォスのSTRAVAログを見ると、3つの山岳それぞれの登坂タイムは38分45秒(ファンフルーテンから7分46秒遅れ)、31分12秒(7分16秒遅れ)、52分25秒(8分20秒遅れ)でした。
圧倒的強さで総合優勝を果たしたアネミエク・ファンフルーテン
こうして絶対王者としてマイヨジョーヌを手にしたファンフルーテンは、1級山岳ラ・シュペール・プランシュ・デ・ベルフィーユ(距離7km/平均8.7%)にフィニッシュする最終ステージでも他を圧倒。パンクによって合計4回のバイク交換に見舞われながらもファンフルーテンは落ち着いてライバルたちの動きを封じ込め、最後の1級山岳ラ・シュペール・プランシュ・デ・ベルフィーユでアタックを仕掛けて再び独走状態に。STRAVAログによると、急勾配の未舗装区間を含む登りを23分48秒、平均スピード18.0km/h、VAM1,508で駆け上がったファンフルーテンがステージ2位フォレリングに30秒差をつける走りでステージ2連勝と総合優勝を果たしています。
ファンフルーテンの23分48秒という登坂タイムは1級山岳ラ・シュペール・プランシュ・デ・ベルフィーユの圧倒的なQOMであり、全体でも53番手に入るもの。男子ツール第7ステージに当てはめると、ステージ優勝者タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)から2分51秒遅れのステージ35位に相当するタイムでした。
辻 啓
海外レースの撮影を行なうフォトグラファー
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