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【ツール・ド・フランス2020 第13ステージ結果速報】ダニエル・マルティネスが長い上りで強さを見せ初区間優勝、総合勢ではベルナル失速、バルデやマルタンも順位を落とす
ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部Cycle*2020 ツール・ド・フランス
第13ステージ:ハイライト動画
コースマップ
第14ステージ 9月12日(土)午後8:55 - 深夜2:00/J SPORTS 4
[区間]クレルモン・フェラン > リヨン 197km/最終10kmに2つの4級峠が連続で襲いかかる
■コースの特徴
西へと一直線。中央山塊に2度目の別れを告げ、4つ目の山地、ジュラ山脈へと大急ぎで接近する。そんな移動ステージは、起伏がきついわけでもなく、かといってもゆるいわけでもなく。逃げ向きか否か。果たして勝利の女神は、どんな脚質に微笑むか。
ミシュランタイヤの本拠地、クレルモンフェランから一行は走り出す。ステージ上には5つの山岳。前半には大きな2級べアル峠(登坂距離10.2km、平均勾配5.6%)がそびえ立つ。ただし、その後の長い下りと谷間とを利用すれば、スプリンターだって十分に遅れを取り戻すことができるはずだ。またステージ後半にも20kmほどかけてゆっくり無印ブロス峠へと上るけれど、20kmかけてゆっくり下るうちに、脚は回復しているかもしれない。
むしろ難題はステージの最終10kmに、2つの4級峠が連続で襲いかかること。残り9.5kmで4級デュシェール(1.4km、5.6%)、残り4.5kmで4級クロワ・ルス(1.4km、4.8%)を上って下りる。ちょっとしたクラシック風ルートで……パンチャーたちのアタックが炸裂するはずだ。
1903年第1回ツールの第1ステージのフィニッシュ地リヨンは、2013年第100回記念大会でも、同じ最終2峠を用意している。7年前は、18人の逃げ集団から、デュシェール峠で1選手が飛び出だした。しかし今年と同じく、ローヌ川沿いに引かれた長い長い最終ストレートで、ぎりぎりライバルたちに追いつかれた。最後に笑ったのはトレンティン。つまり「上れる」スプリンターだった。
高低差図
コースの特徴:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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