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サイクル ロードレース コラム 2020年9月11日

【ツール・ド・フランス2020 第12ステージ結果速報】マルク・ヒルシがラスト28kmを駆け抜けプロ初勝利を掴む、総合勢に変動なし

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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ポイント賞
1 サム・ベネット(ドゥクーニンク・クイックステップ/アイルランド)252 pts
2 ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ/スロバキア)186 pts
3 ブライアン・コカール(B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト/フランス)162 pts

山岳賞
1 ブノワ・コヌフロワ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)36 pts
2 ナンズ・ピーターズ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)31 pts
3 マルク・ヒルシ(チームサンウェブ/スイス)31 pts

新人賞
1 エガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ/コロンビア)in 51h 27' 04''
2 タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ/スロベニア)+ 00h 00' 23''
3 エンリク・マス(モビスター チーム/スペイン)+ 00h 01' 41''

チーム総合順位
1 モビスター チーム(スペイン)in 154h 26' 36''
2 トレック・セガフレード(アメリカ)+ 00h 04' 18''
3 EFプロサイクリング(アメリカ)+ 00h 05' 37''

敢闘賞
204 マルク・ヒルシ(チームサンウェブ/スイス)

第12ステージのリタイア
118 イルヌル・ザカリン(CCCチーム/ロシア)

Cycle*2020 ツール・ド・フランス

第12ステージ:ハイライト動画

コースマップ

第13ステージ 9月11日(金)午後8:55 - 深夜1:00/J SPORTS 4
[区間]シャテル=ギヨン > ピュイマリー・カンタル 191Km(山岳)/ピュイ・マリー山は、史上初めての区間フィニッシュを受け入れる

■コースの特徴
ぐるりと迂回したプロトンが、1週間ぶりに、中央山塊へと立ち返る。2020年マイヨ・ジョーヌの行方を大きく左右する、そんな1日になるだろう。なにしろ7つの山岳がステージ全体に均等に散らばり、累計獲得標高は今大会最高の4400mに達する。

多くの文化人が湯治に訪れたという温泉地から、厳しい山巡りの1日は始まる。しかもスタート直後に1級峠が待ち受けるから、スプリンターたちは大急ぎでグルペットを作り上げねばならない。中央山塊ではしばし「1mの平地もない」とか「カス・パット(脚壊し)」との枕詞が用いられるが、その後もまさに細かく厳しいアップダウンが、選手たちの脚に休みなく襲いかかる。

ラスト30kmはほぼ上りっぱなし。なにより最終2峠は、とびきり急坂だ。2級ヌロンヌの3.8kmの山道の、平均勾配は9.1%。山頂ではボーナスポイント(8、5、2秒)も発生するから、取れるものは取っておきたい。山頂を越えた後にほんの一息(4kmの平地と2kmの軽い下り)ついたら、いよいよ最終峠の1級パ・ド・ペイロル(5.4km、8.1%)へ。序盤3kmは勾配5%と少々緩めだから、休火山の山肌に広がる雄大な自然を、堪能している暇も少しはあるかもしれない。しかしそこから勾配は一気に跳ね上がる。続く1kmが11.3%、残る1.4kmが11.9%。ところにより15%ゾーンもあり!

すでに2016年大会5日目に、大多数の選手はこのヌロンヌ→ペイロルの連続登坂を経験済み。4年前は区間終盤の一難関に過ぎなかったが、ここで逃げ集団は小さく絞り込まれ、メイン集団からは、その年のジロ覇者ニバリが振り落とされた。

今回は11回目のツール通過にして、ペイロル……つまりピュイ・マリー山は、史上初めての区間フィニッシュを受け入れる。パリ到着まであと10日。本格的な激戦勃発には最高のタイミングだ。

高低差図

コースの特徴:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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