人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2017年7月7日

【ツール・ド・フランス2017現地レポート】1日の活力源! ツール・ド・フランス・ヴィラージュようこそ

ツール・ド・フランス by 福光 俊介
  • Line

ツール・ド・フランスのスタート地点には、「ヴィラージュ(Virage)」なる施設が置かれている。大抵、スタート地点の近くか、各チームの関係車両が駐車するパドックに隣接される。



写真:毎日大賑わいのヴィラージュ

ここに入ることができるのは、選手や招待客、スポンサーなど、大会関係者を証明するパスを持った者のみ。ありがたいことに、われわれプレスも入場許可にあずかっている。



写真:第4ステージスタート前にはフランク・シュレクもヴィラージュに現れた

この中は、大会の大手スポンサーによるブースが設置され、企業PRを行いながら、コーヒーや軽食のおもてなし、椅子とテーブルが用意されたラウンジが簡易的に設けられている。理髪店やパフォーマーの練り歩きなど、ユニークなサービスや催しがあるのも特徴的だ。かつてはスタート地の特産品が振る舞われたりもしていたそうだが、最近はそれは減っているようで、スポンサー企業の宣伝活動の側面が大きくなってきているという。



写真:ヴィラージュ訪問の証にサインをするアンジェロ・テュリク

スタートまでの時間を有効活用しようと選手がふらりと入ってくることも多い。彼らがヴィラージュを訪れた証にと、サインボードも用意されている。また、選手たちが毎朝登壇する出走サイン台の裏側に、ヴィラージュへとつながる花道を設けていたりもする。



写真:サイン台から続く花道を行くトマ・ヴォクレール

そして、ビッグなゲストが招待されることは日常茶飯事。ルクセンブルクをスタートした第4ステージでは、フランクとアンディのシュレク兄弟が現れ、さらにはルクセンブルク大公のアンリ殿下まで。特設ステージでツールの自国通過を祝ったのだが、この日ばかりは警察やボディーガードが多数出入りしていて物々しい雰囲気だった。



写真:第4ステージスタート前の特設ステージ。ルクセンブルク大公アンリ殿下(右から2人目)も登壇した

関係者同士の社交場であるヴィラージュ。筆者も毎日、朝食がてらコーヒーとパン、フライドポテトを食べに通っていることはココだけの話。1日の活力源として、欠かせないスポットとなっている。



写真:パフォーマーも盛り上げに一役

万に一つではあるが、朝寝坊して身支度ができなかった時には、理髪店でひげを整えてもらうのも一つの手だなんて思うのは、あまりにも虫のいい話だろうか!?



写真:理髪店では髪のカットやひげのセットをしてもらえる

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ