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サイクル ロードレース コラム 2018年7月5日

【プロの目】グランツールに出場する場合のレース機材について / Tour de France 2018

ツール・ド・フランス by 西 勉
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チームの倉庫からレースに向けて機材を積み込む際は、最初にタイムトライアルステージがあるので、メインで使用するレースバイクだけでなく、TTバイクも手前に来るように積みます。この際、すべてのバイクの電動変速機のバッテリーをチェックします。そして、積み込む前にタイヤの空気圧は全て6気圧ほど入れておきます。これによりパンクしていないかチェックできます。

大会直前に出場メンバーが入れ替わる可能性もあるので、監督から指示を仰ぎ、リザーブのメンバーのバイクも準備しておくことも大切。慌てず、どんなことが起こってもいつでも入れ替えできるように(完全な状態で準備ができるように)、シミュレーションし、サブトラックの中身を含め、入念にプランを考えておきます。

またスタートが開催地国外のためバイクを空輸する場合、欠かすことができないことが輪行ケースの準備。メインの機材トラックはスペースが限られているため、サブトラックやチームバスの収納スペースに積み込みます。そして、レースが本国に戻った時に機材をどう回収して移動させるか、メカニックグループで入念にミーティングを行います。



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西 勉

兵庫県出身のプロメカニック。高校卒業後、 欧州でプロのロードレース選手になることをめざして、 単身フランスへと渡り、アマチュアレースを転戦。その後、 自転車競技のレースメカニックに転向し、 現在まで10シーズン以上にわたってヨーロッパを拠点とするトップチームで働く。 日本ナショナルチームのメカニックとして、オリンピックや世界選手権でも活躍。

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