【岐阜女子高等学校】札幌山の手相手に昨年の雪辱を果たし、京都精華学園に3度目のチャレンジする機会がついに到来 | 高校バスケ ウインターカップ2023

「どちらの試合も延長戦だったので、本当に力の差はないと思います。ディフェンスが自分たちの武器だと思うんですけど、（ディフェンシブ）リバウンドをしっかり取らないと流れを持ってくることができないので、リバウンドとルースボールがカギになると思います」

札幌山の手戦に対してのディフェンスに合格点を与えられると評価した安江コーチだが、「必死に食らいついたからこそあのような試合ができた。勝ち切ることの厳しさを指導者として何度か経験させてもらっているので、子供たちとナイスゲームができるように頑張りたい」と、京都精華学園を倒すことが並大抵ではないと理解している。

ノーシードで勝ち上がってきたこともあり、岐阜女子は京都精華学園よりも1試合多く、選手たちの疲労がかなり蓄積しているはずだ。しかし、桜花学園を逆転した脅威の粘りとメンタルタフネスを発揮できれば、2018年以来3度目となるウインターカップ制覇も決して夢ではない。

文：青木崇