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バスケット ボール コラム 2023年12月27日

【岐阜女子高等学校】札幌山の手相手に昨年の雪辱を果たし、京都精華学園に3度目のチャレンジする機会がついに到来 | 高校バスケ ウインターカップ2023

ウインターカップコラム by 青木 崇
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絈野夏海(岐阜女子高等学校)

絈野夏海(岐阜女子高等学校)

絈野夏海が3P7本を決めるなど25点を奪い、4Qでの21点差を逆転した桜花学園との準々決勝後に迎えた札幌山の手戦。岐阜女子は劇的な勝利の後に迎えた試合ということもあり、一度最高潮に選手たちのメンタル面で少なからず影響が出ても不思議でなかった。

安江満夫コーチはこの点を少し懸念していた。しかし、「あのようなゲームがあると少し抜けてしまうところがあるんですけど、昨年この準決勝で本当にボロボロにやられた」と話したように、昨年の対戦で30点差の大敗を喫した悔しさを知る選手たちは、モチベーションを下げることなく試合に臨めていた。

岐阜女子の強みである厳しいディフェンスは、試合序盤から札幌山の手からターンオーバーを立て続けに誘発させる。その間にエースの絈野、留学生のジュフ ハディジャトゥ、柴田緑が着実に得点を重ねたことで、岐阜女子は22−7とリードして完全に主導権を握った。

「去年のリベンジをするために負けられないという戦いの中で、3Pをケアしながら自分たちのペースで流れを持ってこられたのが勝因だと思います」と絈野が語ったように、昨年の対戦で13本決められた3Pショットを44本中6本成功に抑え込む。18本を記録したジュフの高さで優位に立てるとはいえ、リバウンドで58対32と札幌山の手を圧倒。時間の経過とともに点差を広げた岐阜女子は、昨年と逆に76対46の30点差で大勝しての決勝進出を果たした。

3Pが14分の2となかなか決まらず、「去年も3Pが入らなかった(12分の1)し、今日も入らないので、ちょっと何かあるのかなとも思いました」と語った絈野だが、アグレッシブなドライブで得点を重ねてチーム最多の22点、9リバウンド、6アシストとオールラウンドな活躍で勝利に貢献。ベンチから出てきた安藤美優が3本の3Pを含む18点とステップアップしたことも大きかった。

決勝の相手は2連覇に王手をかけた京都精華学園。インターハイもU18トップリーグも延長で競り負けた相手だ。インターハイで対戦したときに土壇場でフリースローをミスしてしまった絈野は、3度目の正直を実現するための戦いに挑む。決勝のカギについて聞かれると、次のように話してくれた。

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