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バスケット ボール コラム 2022年12月27日

【福岡第一】昨年のリベンジを果たして準決勝進出。轟のファウルトラブルで陥りかけた苦境を救ったのはこの夏に世界を経験した崎濱秀斗 | ウインターカップ2022

ウインターカップコラム by 青木 崇
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「琉維さんが帝京長岡さんから強いディフェンスを受けるというのは、チームとしてわかっていたので、そこで自分の仕事ができるかできないかだったので、今日はそこがうまくできてよかったです。チームに何かいい影響をもたらそうという気持ちで、毎回試合に臨んでいます。でも、今日は入りが硬かったので、琉維さんが自分に“思い切りいつも通りやれ”と言ってくれたので、自分自身も落ち着くことができました」

試合をこう振り返った崎濱は、この夏にU17代表としてワールドカップを経験。220cmの選手がいるスペインと対戦したこともあり、コネのような高さのある選手に対しても果敢にアタックすることへの躊躇がない。178cmと決して大きな身長ではないものの、身体能力の高さとフィジカルの強さを兼備している崎濱について、井手口コーチは「コネ君の頭の上からダンクするくらいの力があると思ったんですけどね…。それくらいできるパフォーマンスを持っているので、どこかでやってくれるといいなと思います」と評価していることからも、準決勝の中部大第一戦でも活躍が期待できそうだ。

ファイナルスコアは68対53。「コネ君を意識しましたし、それから外回りの選手もみんな力があるから、ディフェンスにしろ、シュートにしろ。守りがすごくナーバスになった分、オフェンスがちょっと重たくなったかなと思います」と井手口コーチが振り返ったように、ターンオーバーを誘発させた後の展開を除くと、持ち味のトランジションゲームになかなか持ち込めなかった。しかし、帝京長岡のFG成功率を31.5%に限定させた厳しいディフェンスと、崎濱のステップアップによって、福岡第一はウインターカップの王座奪回まであと2勝に迫った。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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