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全文公開! オータムリーグ出場選手インタビュー:中村拓人(大東文化大学4年 184cm/PG/中部大学第一高校出身)
バスケットボールレポート by 青木 崇Q 高校時代にはU18アジア選手権に日本代表として出場しました。U19ワールドカップに出られない悔しさと、オーストラリアに負けた後にトーステン・ロイブルコーチが家庭の事情でチームを去るという出来事もありました。中村選手にとってあの代表チームの印象、U18代表として経験したことで今に役立っていることなどを話してもらえますか?
「あのときはワールドカップに出たい気持ちがありましたけど、そこで負けてしまって普通じゃできないことを結構経験させてもらったこととで、自分の中では他の国の選手と対戦できたということでいい経験ができたと思います。そこで経験したこと、フィジカルの部分であったり、ディフェンスの強度というのは、今の大学でも生かされていると思いますし、その経験があったからこそフィジカルなプレーができているのかなと思います」
Q ロイブルコーチの印象は?
「ものすごくコミュニケーションが取れていたのと思います。自分の意見もロイブルコーチと話すことができましたし、バスケットのスタイル的には自分としてやりやすいピック&ロールとかもあったので、やりやすい戦術の中でロイブルコーチは最後交代ということになってしまったのですが、いい関係性というのを持てたと思います」
Q お兄さんの存在を理由に高校卒業後に大東文化大学へ進んだことを話されましたが、いろいろな大学から興味を持たれた中で、大東に決めたその他の理由はありますか?
「高校3年生のときに練習に何回か西尾(吉弘)さんが来ることがあって、そこで直接話すことができました。話していくうちに西尾さんの考え方だったりというところに自分は学びたいというか、西尾さんの下でプレーしたいと思えましたし、チームを強くしたい、入って勝てるチームにしたいと思いました。西尾さんと直接会って、話せたことが一つ大きな要因だと思います」
Q これまでの3年間、自身のパフォーマンスをどう評価しますか?
「大学に入学した当初はケガをしていて、半年くらいやれていなかったんです。リーグ戦で復帰をして、チームとして優勝できました。そこで少しずつ試合に絡ませていただくことができ、インカレの時には悔しい思いをしましたけど、1年生の時に優勝をさせてもらったので、いい経験をさせてもらいました。2、3年生の時はコロナということもあったんですけど、2年生の時にもケガが続いてしまったので、これまでの3年間を思うと、ケガとうまく付き合っていくいう3年間だったと思います。自分の中ではまだまだやり残したというか、やり切れている部分がないんです。3年間はケガとも付き合いながらやってきたと思っています」
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