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山内ジャヘル琉人(大東文化大学2年、190cm/SG/仙台大学附属明成高校出身)
高い身体能力を武器にダイヤミックなプレーを見せる山内ジャヘル琉人は、高校時代にウインターカップの決勝で大逆転劇に貢献するビッグショットを連発したことでも記憶に新しい。大東文化大学進学後も即戦力となり、2年生として迎えた昨年のオータムカップは先発で起用されるようになった。ケガでインカレに出られない悔しい思いを味わったものの、現在は回復してアンダー22代表の活動に参加しており、さらなる成長が期待できる選手だ。(2月26日に取材)
Q 日本代表のワールドカップ予選を見たと思いますが、どんな印象を持ちましたか?
「やっぱり、トム(ホーバス日本代表ヘッドコーチ)さんのバスケがしっかりいい方向に向かっているなという風に感じました」
Q U22代表の合宿に参加するなど、シーズンオフでもいい環境でバスケットボールに取り組めている感じですか?
「はい。オフシーズンからアンダー22のところで違う大学のエースと切磋琢磨できている部分とかもあって、トムさんから教わったバスケを自分たちでも体現できるような状態に今はあります」
Q 昨季は終盤にケガをし、インカレに出られませんでしたが、順調に回復した感じですか?
「今は100%大丈夫です」
Q 自身がどんなタイプの選手かを、改めて見ている方に話していただけますか?
「自分はシューティングガードなんですけど、アウトサイドだけじゃなく、しっかりペイントアタックするのが一番得意です。ぺイントアタックからキックアウトのパスだったり、自分のプレーを発生させることが得意なところだと思います」
Q 昨季のことについて聞きます。新人戦が3位で、その後の新人インカレは優勝。オータムリーグは4位で、インカレが3位という結果について、自身はどう振り返りますか?
「3年生以下から始まった3月の新人戦から、自分たちがこう学年一つ上がってからの新人戦までは、結構チームとして自分たちのやりたいことを練習の中から突き詰めて、いい結果に繋がった部分があるんです。でも、リーグ戦でも4位という結果であり、優勝したいチームなのに課題が多く残ってしまいました。その課題が優勝まで届かなかったという理由になると思います」
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山内ジャヘル琉人(大東文化大学2年 190cm/SG/仙台大学附属明成高校出身)| 大学バスケインタビュー
Q 課題やうまくいかなかったこととは?
「自分たちが悪い流れのときに自分たちのやるべきことをやろうとしているんですけど、やっぱそこでその悪い流れを断ち切れなかったです」
Q オータムリーグでは8月28日の白鴎大学戦からスターターとなり、日本大学戦で20点を奪うなど、活躍の機会が増えました。プレーに対する自信のレベルが上がったと感じた瞬間、試合はありましたか?
「日大戦をきっかけに自分がボール持つ時間が増えることもあったので、そこから自分の得意な部分をどんどん出せるような状態が増えてました。そこから自分のプレーの良さが出てきたのかなと思ってます」
Q 自身のプレーで昨季成長したなと思える部分は?
「得意なアタックからどんどん自分のプレーを展開するというところのレベルは、少し上ったかなと感じます」
Q 逆に新たな課題として認識し、レベルアップの必要性を感じた部分は?
「コーチ言われたことの2個、3個先のことの考えをプレーの中でできるようにする部分と、3ポイントの確率を上げる部分が課題にあります」
Q 西尾吉弘コーチから求められていたチーム内での役割は?
「上級生になるのでしっかり仲間とコミュニケーションを取ること。下級生の良さを出せるようにコミュニケーションを取って、チームの成長にあの繋がるようなプレーだったり、コミュニケーションをやり続けることが求められてることだと思います」
Q 2か月ちょっとで22試合プレーしましたが、身体とメンタルのコンディション維持で気を遣ったこと、難しかったことはありましたか?
「フィジカル的なところでは、トレーニングも今言われている以上のこと、自分に足りないと思っている部分をちょっと増やしたりとかしました。絶対にケガをしたくなかったんで、そこを増やしてやっていたところです」
Q 仙台大附属明成高校3年生の時、劇的な逆転劇でウインターカップのタイトルを獲得し、山内選手がビッグショットを連発しました。東山高校とのファイナルは、自身のキャリアにおいてどんな意味がありますか?
「そうですね、ターニングポイントというか、やっぱり自分の殻を破るというか…。自分の中では一つ成長した瞬間だと思っていて、次のレベルに上がるための一歩だったのかなと思ってます」
Q 佐藤久夫コーチはすごく厳しい方だと思います。3年間コーチしてもらったことで印象に残っていること、今の自分に役に立っていると感じたエピソードがあれば、教えてもらえますか?
「やっぱり練習がきつかったので、頑張ばり続けること、粘りのことを大学に来ても自分のやるべきことをしっかり怠らずにやって、目標に向かって強く進んでいくというのは、自分のメンタリティ的な部分で学んだことかなと。それを大学でも重んじて今やってます」
Q アメリカで頑張っている後輩、山崎一渉と菅野ブルースの存在は、負けてられないという意味で刺激になっていますか?
「後輩もやっぱり全て海外で頑張ってくれているので、自分ももっともっと高いレベルで一渉たちに負けないように、“負けないぞ”っていう気持ちしかないです」
Q 自身にとっての参考ということで、よく映像を見る選手などはいますか?
「Bリーグだったらアルバルク(東京)の小酒部(泰暉)選手。自分のプレースタイルに似ているなと思っていて、しっかりアタックするところと3ポイントを決め切るところがいいなと…。NBA選手で言ったらドノバン・ミッチェル選手(クリーブランド・キャバリアーズ)です。オフボールの動きだったり、パスのうまさがあったりするので、そこは参考になるかなと思っています」
Q オフコートでは仲がいいけど、この人には負けたくないという選手はいますか?
「自分と同じポジションの選手には負けたくない気持ちです。オフコートであまり話すことがないので…」
Q 3年生になる次のシーズン、チームに何をもたらすことが重要と考えますか?
「アンダー22とかで活動しているので、学んだことをしっかりチームに還元することであったり、チームの成長、レベルアップできるようにたくさんコミュニケーションをとって、チームのし軸となれるように頑張っていきたいなと思っています」
Q 将来プロになると思いますが、どんな選手になりたいとイメージして日々を過ごしていますか?
「ミッチェル選手のように、プレーとか仲間のコミュニケーションを取れるようなしっかり軸のある選手になりたいなって思っています」
Q 大東文化大学と大学バスケットボールのファンに向けて伝えたいことがあれば、ぜひお願いします。
「大学バスケ界を盛り上げていくので応援よろしくします」
Q この24時間でちょっとだけ幸せだったこと、何かありますか?
「最近読書をしているんですけど、読書をしている時間がちょっと幸せだなって感じます」
Q どんな本ですか?
「何かちょっと自分を高めるための本、自己啓発本ですね」
文:青木崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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