全文公開！Bリーガー独占インタビュー：寺嶋良（広島ドラゴンフライズ #0）

Q 辻選手の名前が出てきましたが、洛南高の先輩であり、素晴らしいシューターで、すごく明るい人間である彼の存在は、チームにとってどんな意味がありますか？
「チームの太陽みたいな存在ですかね。すごく明るくて、辻さんがいればチームは明るいと言えるくらい、中心というか核になる選手だなと思います」

Qポイントガードとして大事にしていることは何ですか？
「僕自身は点を取ることが強さだと思うので、そこを失うことなく周りを生かすことをすごく意識しています。他のポイントガードは周りを生かすことがすごく意識してやっていると思うんですけど、僕の場合は周りを生かそうとするとあまり強みが出なくなってしまうので、そこのバランスをすごく大事にしています。積極性と周りを生かすことを意識しています」

寺嶋良（広島ドラゴンフライズ　#0）

Q 3連勝中はいずれも11点以上を記録しましたが、それが自分の持ち味であり、チームも必要と感じていますか？
「やはり点を取って勝てた試合が今までも多かったので、そういった部分ではチームを勢いつけられるのかなと思います。周りを生かして決めてくれることでつく勢いもありますし、僕が点を取ってつく勢いもあるので、その両方をうまくやっていけたらと思います」

Q 得点にこだわること以外で寺島選手自身は、チームに何をもたらすことで勝利に貢献できると思っていますか？
「得点を取るという意味では、止まった時間帯、点が動かない時間帯に我慢しながら、どこかで切り裂くようなドライブだったり、トラジションのプレー、スピードを生かしたプレーをチームにもたらして、スピーディーにできたら流れもすごく変わると思います。持ち味であるスピードを生かして、チームの雰囲気や流れを変えられたらと思っています」

Q 東海大時代のチームメイトがB1に多い理由は陸川章コーチだと思います。陸さんから学んだこと、陸川イズムで最も印象に残っていることは？
「24時間ルールですかね。24時間ルールというのは、その日に試合をしたら24時までは落ち込んでもいいし、勝って喜んでもいいと。24時を過ぎた後は次の日の試合のことを考えようと言われていました。大学時代はリーグ戦だったり、トーナメントになった時に連戦が続くんです。その時に毎回、勝っても負けても24時間ルールだぞと言われました。それが切り替えることの大切さを学んで、Bリーグも連戦が続くので、土日で試合をした時に土曜日の夜に24時間ルールは意識してやっています」