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バスケット ボール コラム 2020年12月15日

第72回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ) レビュー | 連覇を狙った筑波大学を退けて東海大が優勝

バスケットボールレポート by 片岡秀一
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広く全国的に報道されるのは上位チームに限られるかもしれない。しかし、誰にとっても未曽有の事態の中、今シーズンを戦い抜いた各チームの軌跡は、それぞれのチームの中で語り継がれ、未来への礎になるのではないか。

今シーズンは、各チームで競技活動への制限が余儀なくされた。チームで集まり、コート上で練習をする時間、または練習試合等で日頃の鍛錬の成果を発揮する場、公式戦で披露する時間は圧倒的に少なかった。例年よりも多いのは、各選手が、悩みや不安の中でも前を向き、一人で積み重ねた自主練習と、オンラインを使ったコミュニケーション量だけかもしれない。

それでも、今大会では、下位回戦より数多くの素晴らしい試合が披露された。対外試合が再開されるのかどうかの見通しも立たない中、バスケットボールとの関わり方、チームの在り方について考え、着実な準備を重ねた各チームの選手、コーチ、チームスタッフの奮闘があったからだ。

大会前、一般社団法人全日本大学バスケットボール連盟のサイトには、東海大学で学生コーチを務める半杭隆治氏のエピソードが掲載された。そこには、中学校時代の東海大学バスケ部の戦いに魅了され、憧れの気持ちと共に過ごした瑞々しい記憶と現在の取り組みへの想いと決意が綴られている。

大会を終え筆者は、今大会も、不安の中でバスケットボールに励む多くの若い選手に勇気を与えた大会となったはずだという想いを強くした。

それぞれの立場や役割で奮闘した各チームの方々に拍手を送ると共に、来シーズンのさらなる発展を、そして、卒業する選手にとっては各々の次のステージでの活躍を祈りたい。

文:片岡秀一

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片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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