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バスケット ボール コラム 2018年12月18日

【ウインターカップ2018 プレビューコラム / 尽誠学園】「考えてプレーする」「コミュニケーション」「責任感」がチームのカルチャー

バスケットボールレポート by 青木 崇
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色摩コーチの言葉を真剣に聞く部員たち

色摩コーチの言葉を真剣に聞く部員たち

「3年生になった時から意識してきました。去年はウインター出られなかったので今年はというのはありました。プレーで引っ張るとかシュートが特別入るわけでもないですから、運動神経も良いわけではないので、自分から声を出して練習から引っ張っていこうと思ってやっています。全員がどんな状況であっても全力でやって、お互いに言い合えることがいいと思います。学年に関係なくいい意味で言い合えます」

色摩コーチの「喋っている子にチャンスを与える、下手でも声を出していたり、自分を表現していたりする子」は、ボジティブな感情を出せる選手を意味する。過去にいい勝負をできたチームにはこのような選手が必ずいたといい、今年のチームに当てはめるのであれば、野村ということになるのだろう。

今年の尽誠学園は、U16日本代表としてアジア選手権を経験した松尾海我、インターハイの2試合で平均16.5点を記録した黒山晃輝の2年生がプレー面でチームを牽引しなければならない。例年だと3年生により“責任感”を持たせるように仕向ける色摩コーチだが、今年はあえて2年生にした。その理由をこう語る。

「下級生だけに試合を任せて勝てるかと言えば、勝てない。上級生が今までやってきた粘りの部分とか、縁の下の部分がいると思う。上級生が引っ張るような感覚を今年は2年生に、上級生が支えるような感覚を持たせなければいけないかなと」

松尾に対しては、「日の丸の価値を下げてどうする」という言葉を巧みに使いながら、“責任感”の重要性を学ばせている。その過程でしんどさから逃避するプレーが減ってきたことは、いい意味で自覚してきた証。「U16カテゴリーに入れて、少しですけど見られる部分があると思うので、選ばれているという自覚を持って、それでも謙虚に大舞台でいいプレーを見せられたらいいなと思います」という言葉通りのパフォーマンスを松尾ができれば、尽誠学園の上位進出は十分ありえる。

もちろん、“責任感”を持たなければならないのは、試合に出ている選手だけでなく、尽誠学園バスケットボール部のメンバー全員だ。色摩コーチはメンタルの部分、数字に出ないところをしっかりできることを大事にしている。

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