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バスケット ボール コラム 2018年4月2日

【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 23】家庭の事情で戦列を離れていたボーズマンが復調

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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しかし、ジェフ・ギブスが欠場した28日のアルバルク東京戦で先発すると、2か月ぶりの2ケタとなる15点をマーク。サンロッカーズ渋谷との2連戦も15分で8点、11分で11点と復調の気配が感じられる。多くのB1チーム同様、栃木も8日間で5試合という厳しい日程に直面したが、ボーズマンにとってはゲーム感覚を取り戻す絶好の機会になった。

「コンディションはよくなっていると思う。間隔が空いてしまったことは、自分にとって厳しいものだった。小さな故障もあったからね。足の状態はいいプレーができるレベルに戻っているし、これからチームの勝利に貢献したいと思っている」 こう話すボーズマンにとって、A東京戦から中1日の試合はNBAと同じ感覚でプレーできることを意味していた。敗戦から気持をすぐに切り替えての試合に連勝できたことは、ボーズマンにとってもチームにとってもプラス。「ディフェンスでもオフェンスでもアグレッシブにプレーできれば、我々が勝つチャンスは増す」と語ったように、チャンピオンシップ進出に前進していることに手応えを感じている。

長男と過ごす時間がないことに寂しさを感じるというボーズマンだが、時間があるときに夫人との映像チャットや写真でその姿を見ることを楽しみにしているという。息子のためにも頑張るという新たなモチベーションを見つけたボーズマンのプレーは、栃木の今後を占ううえで注目に値する。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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