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野球 コラム 2026年9月1日

【横浜好き】ベイスターズ、今季一軍未出場の主な選手

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜スタジアム

8月が終わり、ペナントレースも大詰め。クライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位争いはまだまだ予断を許さない状況で、ここからは文字通りチーム一丸になっての総力戦となります。

今季は相川亮二新監督のもと、例年以上に幅広い選手起用が行われている印象がありますが、レギュラーシーズンも約1か月となった現時点で、いまだ一軍出場がない選手がいます。今回は主な今季一軍未出場選手のファーム成績と現状を調べてみました。

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投手の一軍未出場選手でもっとも実績があるのが大貫 晋一です。大貫は過去2度の2ケタ勝利をマークするなど、先発要員として通算46勝を挙げている右腕ですが、今季は昨年10月の右肩クリーニング手術の影響で出遅れ。

6月6日にファームリーグのハヤテベンチャーズ静岡戦で実戦復帰し、1イニングを無失点に抑えた後、最近6試合はすべて先発で起用されていますが、5イニングが最長で、ここまで8試合登板で2勝2敗、防御率6.75となっています。

2回4失点で敗戦投手となった8月9日のソフトバンクとのファーム交流戦以降は登板がなく、今季中の一軍復帰はやや厳しい状況と言えそうです。

一軍では過去2試合に登板し、いずれも先発した2021年ドラフト1位・小園 健太も、今季はまだ一軍登板がありません。昨年7月にプロ初勝利を挙げた小園ですが、右肩痛の影響もあり、今季の初登板は4月21日のオイシックス新潟戦と出遅れ。

その後は5月8日のハヤテ戦で今季初勝利をマークするなど、3試合で先発起用されましたが、6月以降はリリーフ専任となり、6月18日のファームリーグ・東京ヤクルト戦ではプロ初セーブを記録しています。

ここまで19試合に登板して3勝0敗3セーブ、防御率4.57の成績を残していますが、今季のファームでの先発3試合中、2試合でクオリティ・スタートを記録している5年目右腕が次に一軍登板するのは先発かリリーフか、注目されます。

リリーフでは2024年にベイスターズ移籍後、2年連続で20試合以上に登板している佐々木 千隼が今季はまだ一軍のマウンドに登っていません。

佐々木は5月中旬までファームリーグで防御率0点台と好投しながら約2ヶ月半、登板がありませんでしたが、復帰後は8月27日まで6試合連続無失点。28日の巨人戦では1失点(自責点0)で敗戦投手となったものの、今季のファーム成績は15試合登板で2勝1敗、防御率0.53と抜群の安定感を発揮しています。

現役ドラフトで移籍した2024年には8・9月の成績が14試合に登板して防御率1.47の好投でチームのCS進出、さらには日本一にも貢献した右腕だけに、終盤戦の貴重なピースになる可能性もありそうです。

リリーフではもう1人、森原 康平が今季一軍未登板ですが、こちらは4月に行った右肘手術の影響でいまだ実戦登板がなく、今季中の復帰は厳しい状況とみられます。

2024年12月のトミー・ジョン手術の影響で、今年6月にファームリーグでプロ初登板となった坂口 翔颯は、ここまで5試合に登板。先発3試合目となった8月27日のファーム交流戦・千葉ロッテ戦で初勝利をマークしましたが、こちらも来季以降に期待したいところです。

野手で今季一軍未出場の選手は4人のみですが、一軍実績という意味では井上 絢登の存在が気になるところです。

井上は昨季、二軍でチームトップの10本塁打をマークし、一軍でもプロ初本塁打となる満塁弾を放つなど、今季の飛躍が期待された選手ですが、ここまでファームリーグで81試合に出場して、打率.271、6本塁打、38打点の成績です。

昨オフの現役ドラフトで移籍した濱 将乃介も、ファームで83試合に出場していますが、打率.201、3本塁打、18打点と物足りない成績。

捕手で唯一、一軍未出場の東妻 純平(58試合、打率.239、4本塁打、21打点)、高卒2年目の田内 真翔(75試合、打率.227、2本塁打、29打点)とともに、一軍昇格は厳しい状況と言えそうです。

文:大久保泰伸/写真:産経新聞社

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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