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野球 コラム 2026年7月11日

村上宗隆、復帰戦とサプライズ球宴&HRダービー出場

MLBコラム by 山田 結軌
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試合前練習中の村上

やや、『ネタバレ』はあったが、サプライズ発表だった。シカゴ・ホワイトソックス村上 宗隆内野手(26)が、7月14日(日本時間15日)に開催されるオールスター戦と前夜祭として行われるホームラン(HR)ダービーへ出場する。

アスレチックス戦で42日ぶりにメジャー復帰。その瞬間に合わせるように発表された。オールスターでは、ファン投票で選出されたバイロン・バクストン(ツインズ)の代替選手としてMLB機構が日本人スラッガーを選んだ。

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「率直にうれしかったですし、ケガして出られないかなと思ってたんですけど、出られるということなので、すごくうれしく思っています」

プレーボールと同時に球場の大型ビジョンで場内アナウンスされたサプライズ選出。しかし、実は午後6時40分の試合開始の4時間前、全体練習も始まらない球場内で同じ表示のリハーサルが行われていた(写真)。

村上の球宴出場が『ネタバレ』した球場ビジョン表示

メジャー1年目にオールスターへ選出された日本選手は、野茂英雄(ドジャース)、イチロー(マリナーズ)、松井秀喜(ヤンキース)、岡島秀樹(レッドソックス)、福留孝介(カブス)、ダルビッシュ有(レンジャーズ)、田中将大(ヤンキース、試合は辞退)、千賀滉大(メッツ)、今永昇太(カブス)に次ぐ10人目。

HRダービーへの出場は、日本選手としては2021年の大谷翔平(当時エンゼルス)以来、5年ぶり2人目だ。

「オファーをいただいて、ケガが治れば出れますとエージェントの人とも話していた。(決断の)決め手というよりかは、オファーをいただいたので断ることはできないなと。1回は出てみたいなと思った」

HRダービーの参加は、打撃フォームを崩す、力が入りすぎて体への負担が大きい…などネガティブな声が選手間にあることも確かだ。しかし、昨季までの時間制からスイング数制にルール変更。村上の参加を後押しした。

「前回のルール(時間制)だったら出られないなと思った。ルールも変わったので、体を休めて(後半戦のスタートで)またトロント(でのブルージェイズ戦)から入るよりかは、体を動かしながら調整した方がプラスにもなるな、と思ったので総合的な判断はしました」

41日間のリハビリ期間を経て、メジャー復帰。「すごく長かった」と振り返った。後半戦からチームに最大限貢献するためにHRダービーを『最高の練習』にする。ホワイトソックスが5年ぶりの地区優勝するために離脱することなく戦い続ける意気込みだ。

「ベンチで見ていて、すごく自分自身プレーしたいなと思っていました。それがなかなかケガで叶わないので応援しかできなかった。本当にチームが一丸となって本当に勝ちに向けてやっていました」

村上の復帰に伴い、5月末にメジャーデビューした2023年のドラフト1位(全体15位)、主に一塁を守っていたジェイコブ・ゴンザレス(24)をパイレーツにトレード放出した。

「上から言っているということではなくて、(ゴンザレスが村上の不在期間)すごく頑張ってたので、僕も帰ってきた時にはまた勢いをつけれるようにと思ってやっていました」

前半戦はラスト2試合。オールスター選手として、チームを引っ張り、勝利に導く。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

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山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

X(旧:Twitter)
@YamadaMLB

Instagram
yukiyamada_mlb

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