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仲間と笑顔で話す村上
快進撃は続いている。シカゴ・ホワイトソックスの村上 宗隆内野手(26)は、日本人メジャー1年目選手の最多本塁打記録を更新することが確実視されている。
2018年の大谷 翔平(当時ロサンゼルス・エンジェルス)が打った22本。5月1日(日本時間2日)の試合後、米メディアから「大谷と比較される選手として何を思うか?」という質問を受けた。この時点で両リーグ単独トップに立つ13号を放っていた。そして162試合換算では65本塁打ペースだ。
「それは、僕自身は全然比較の対象じゃないと思っています。本当に大谷さんがやってきたことがどんだけすごいことかっていうのは、ここでプレーしてすごく感じています。まだまだ足元にも及ばないので、もっともっと自分成長させて頑張っていきたいなと思っています」
常に成長したい。打てるようになりたい。長い年数をメジャーでプレーしたい。村上は、公の場ではそのような趣旨のコメントをたびたび残している。世界最高のレベルで活躍するために謙虚にひたむきに日々を過ごしている。
「毎日同じことをして、同じ準備をできて、試合に挑めてることに対してはすごく自分自身で良かった点もあります。まだまだ成長する部分もたくさんありますし、課題も見えてくる。長いシーズン、長い野球人生なんで、プラスにしていきたいなと思っています」
フォームをチェックする村上
大谷のメジャー1年目、2018年は22本。16.7打席に1本塁打を打った計算だ。村上は5月1日時点で10.8打席に1本塁打。ルーキーイヤーの本塁打数で大谷を超えるのは時間の問題だろう。残りシーズンの5カ月間で10本の上積み、23本塁打以上は体調が順調ならば達成できるはずだ。
それでも、村上の頭には大谷の本数を上回りたい、という考えはおそらくないだろう。今は、メジャー投手たちに対応し、日々の新たな生活環境に慣れることに集中している。そして日々、打撃を磨くという最大のテーマに向き合っている。
メジャーリーグ中継2026
その証として、村上の構えやタイミングの取り方はオープン戦以降、少しずつ変化している。4月中旬からは、右足を上げてタメを作り、左肘を高く上げ、バットのヘッドが投手方向を向くようなフォームで量産モードに入っている。
「ある程度速い球にも、変化球にも対応できるようなタイミング。それが究極の形だと思っていますし、それを作り上げていく意識でやっています」
足を上げる間合いは、ヤクルト時代にも似ている。しかし、「新しいものでそうなりました」と回帰したわけではなく、進化を求めた結果と説明。
2日(同3日)時点でホワイトソックスは今季最長の5連勝で、勝率5割復帰へあと1勝とした。村上は、チームの勝利を目指しながら、メジャーで最適な打ち方の試行錯誤を続けている。
文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)
山田 結軌
1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。
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@YamadaMLB
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