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野球 コラム 2025年5月19日

菊池雄星、快投でドジャース3連戦のスイープに貢献も負傷降板

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菊池雄星(エンジェルス)

エンジェルス菊池雄星は現地18日、敵地ドジャースタジアムでのドジャース戦に先発登板すると、6回途中3安打1失点、7奪三振4四球と快投するも、6回二死で不運にも負傷交代を強いられた。

それでも、勝利投手の権利を得て降板するものの、ブルペンが同点に追いつかれたことで新天地での初勝利はまたもお預けとなった。試合はエンジェルスが6-4で競り勝ち、ロサンゼルス勢対決の通称「フリーウェイ・シリーズ」を3戦3勝でスイープした。

◆試合結果
エンゼルス|3 0 1 0 0 0 0 1 1|6
ドジャース|0 0 0 0 1 0 3 0 0|4

現地誌『スポーツ・イラストレイテッド』は試合後、電子版に「エンジェルスのユウセイ・キクチは日曜の試合で支配的な先発登板を見せるも、不運な負傷で降板」と題した記事を掲載。

一塁ベースカバーで打者走者と交錯、負傷した場面について、「98球を投げていたことから、左腕がその後も試合に長く留まる可能性は低かったが、彼は一塁でのプレー後、動揺しているようだった」と振り返った。

そして、「彼はダグアウトまで歩き、そのままクラブハウスへと向かった」とした上で、「彼の降板直後、ヘイローズ(エンゼルスの愛称)はキクチの降板の理由は足首の炎症であると発表した」と伝えている。

一方、アメリカの『Yahooスポーツ』は菊池の負傷降板を伝えた記事の中で、この日の左腕のパフォーマンスについて、「日曜の試合でベテラン先発投手のユウセイ・キクチに託したエンジェルスは、日本人左腕から素晴らしいパフォーマンスを得るに至った」。

「5回2/3を投げたキクチは、被安打3でわずか1点しか自責点を許さなかった。彼は4四球を出したものの、ドジャースの打者7人を三振に打ち取り、全体的に素晴らしいパフォーマンスで、チームによるスイープ達成をお膳立てした」と伝えた。

そして、菊池の負傷と球団による前述の発表に触れた上で、「総合的に考えて、より深刻なケガに対する、さらなる検査が必要ないと仮定すると、エンジェルスによる発表は前向きなニュースと言えそうだ」としている。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、試合後に投稿したレポート記事の中で、菊池の負傷と球団の発表内容について触れた上で、「それでも、試合後、キクチは大丈夫だと述べ、チームがスイープを達成できたことに興奮していると述べている」としている。

そして、左腕が勝利を逃したことについては、「アンダーソンがスミスにホームランを打たれたことで、キクチはまたも勝敗がつかず、防御率3.50ながら10試合の先発で未勝利のままとなっている」と伝えている。

J SPORTS編集部

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