人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
ブルワーズvs.メッツ
現地9月30日にレギュラーシーズンの全日程を終了したMLBは、現地10月1日(日本時間2日)から早くもワイルドカードシリーズで、ポストシーズンが幕を開ける。
最後まで混戦となった3チームによるナショナルリーグのワイルドカード争いは、現地月曜に行われたブレーブスとメッツのダブルヘッダーでスイープが発生しなかったことで、ブレーブスが第5シード、メッツが第6シードに入り、ダイアモンドバックスが涙を飲む形で決着した。
これにより、ワイルドカードシリーズは、サンディエゴで第4シードのパドレスと第5シードのブレーブスが対戦し、ミルウォーキーで中地区王者のブルワーズと第6シードのメッツが対戦することとなった。
中地区で優勝し、第3シードでのプレーオフ進出を果たしたブルワーズは、昨季も同じく第3シードでプレーオフに臨みながら、ワイルドカードシリーズで第6シードのダイヤモンドバックスにスイープされる形で早々に敗退しているだけに、相当の意気込みでメッツを本拠地へ迎えることになるだろう。
ラインナップを見る限り、実力伯仲と言えそうなこのシリーズは、早い段階でポストシーズン進出を確定させたことで、先発ローテーションを万全の状態に整えられたブルワーズに分があるように思えるが、それは初戦の前日にダブルヘッダーを戦ったメッツも同様なのである。
メッツはブレーブスとのダブルヘッダー第1試合に勝利した段階でポストシーズン行きを決めており、第2戦は主力級を温存したため、エースのルイス・セベリーノにシリーズ初戦の先発マウンドを託し、第2戦以降は休養十分のショーン・マナエア、そしてホセ・キンタナという先発ローテーションを組むことができるようになったのだ。
故に、一見すると日程的には不利に見えるメッツだが、チームの勢いという点では、ホームチームに勝っていると見ることができる。
実際、『MLB.com』は両チームをポジション毎に比較する記事で、「メッツは数ヶ月に渡りシーズンの生き残りをかけて戦い、その間、終盤にかけてリンドーアの鍵となる負傷と格闘してきた」「何週間もの期間、実質的にポストシーズンの野球をプレーしてきたのであり、この勝負では最終的にそれが彼らの味方となるだろう」と論じた上で、2勝1敗でメッツがシリーズを勝ち抜けると予想している。
さて、そんな勝敗予想の難しい同シリーズで注目したいのは、若きタレントである。今季新人王の候補となっているブルワーズのジャクソン・チョーリオは、まだ20歳ながらルーキーシーズンだった今年、148試合に出場し、打率.275、21本塁打、79打点、22盗塁と期待を上回るパフォーマンスで既に大器の片鱗を見せており、初めて臨むポストシーズンでの活躍が楽しみな存在となっている。
一方、恐らくメッツのロースターに入るであろうルイスアンヘル・アクーニャは、9月14日にMLBデビューを果たすと、その後14試合の出場で3本塁打、打率.308/出塁率.325/長打率.641、OPS .966と、堂々たるプレーぶりを見せた。
このシリーズではベンチスタートになりそうだが、この選手には何やらラッキーボーイとなりそうな予感が漂っている。ちなみに、ブレーブス所属で昨季40-70を達成してMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.は、ルイスアンヘルの実兄である。
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 東京ヤクルト(10/05)
10月5日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 横浜DeNA(10/05)
10月5日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 横浜DeNA(10/04)
10月4日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 横浜DeNA(10/06)
10月6日 午後1:25〜
-
【限定】J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 巨人(09/28)
9月28日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 中日(09/29)
9月29日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 阪神(09/27)
9月27日 午後5:55〜
-
【限定】J SPORTS STADIUM2024 横浜DeNA vs. 広島(10/01)
10月1日 午後5:50〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!