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野球 コラム 2023年8月26日

千賀滉大、大谷に打たれ7回途中2失点の敗戦も現地メディアは次期エースに期待を寄せる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

注目の日本人対決は、今季アメリカンリーグMVP最右翼に軍配が上がるも、メッツのルーキー右腕は、残念なシーズンを送るチームにとっての希望の星であり続けた。

MLB初年度ながら既に2桁勝ち星を挙げている千賀滉大は現地8月25日(日本時間26日)、本拠地シティフィールドでのエンジェルス戦に先発すると、6回2/3を投げ、4安打2失点、10奪三振3四球の快投でクオリティスタートを達成するも、打線に援護に乏しく、今季7敗目を喫した。

この試合で実現した大谷翔平との日本人対決は、千賀が大谷にこの日相手打線に許した唯一の長打となる2塁打を浴びるなど、1安打2四球で二刀流スターが制した。試合はメッツが1-3で惜敗している。

◆試合結果
エンゼルス|0 0 2 0 0 0 0 0 1|3
メ ッ ツ|0 0 1 0 0 0 0 0 0|1

地元紙『ニューヨーク・ポスト』は同日付で電子版に「コウダイ・センガは力強い先発登板を果たすも、メッツはショウヘイ・オオタニ率いるエンジェルスに敗戦」と題した記事を掲載した。

大谷が右肘の靭帯を損傷したことから、「たとえメッツがスティーブ・コーエン(オーナー)の金庫室の奥まで手を伸ばし、このオフシーズンに史上最大の注目を集めるフリーエイジェントをクイーンズに誘い込んだとしても、ショウヘイ・オオタニは恐らくこのチームの先発ローテーションの一員とはならないだろう」と前置き。

その上で、「最も確実なのは、メッツの先発投手5人の中に、既にマックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーがもういないチームの、次期エースになる可能性を示し続けているオオタニの同胞だ」とした。

また、続けて「コウダイ・センガはシリーズ初戦でまたも見事な投球を見せ、シティフィールドに集まった3万8271人の前でオオタニのエンジェルスに3-1で敗れた試合で、1番の呼び物とはならなかったものの、悲惨なシーズンを送る球団にとっての最高の出来事の1つであり続けた」と伝えた。

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