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大谷翔平(エンジェルス)
ここ数週間、MLBにおいて話題の中心となってきた今夏のトレードが最終期限に達し、シーズン残りの約2ヶ月を前に、各球団の陣容や今後へ向けたスタンスが明確となった。
トレード市場で終盤まで常にスポットライトを浴びていた二刀流スターは結局果敢な買い手となったエンジェルスに残留。一方で、今季を迎えるにあたり、王国を築いたかに見えたメッツはマックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーという2枚看板を放出する売り手に回ったわけだが、この夏のトレード市場を振り返り、現地ではどの球団の動きを評価しているのだろうか?
『MLB.com』は現地8月1日(日本時間2日)付で「この7チームがトレードデッドラインの勝者」と題した記事を掲載し、この夏に賢い商売をした以下の7チームをピックアップしている。
・アストロズ
・レイズ
・カブス
・パドレス
・マーリンズ
・メッツ
・エンジェルス
上記の順番は記事の中の掲載順であり、特に順位は明記されていないものの、アルファベット順、あるいはリーグや地区の順番というわけではないので、上からインパクトの強かった球団を並べたものと思われる。
記事では最初に取り上げたアストロズについて、「(シャーザーを獲得した)レンジャーズは恐らく、勝者のリストに属しているのだろうし、彼らをそう位置付けるべきだと議論することもできるが、再びジャスティン・バーランダーに対応しなければならなくなった今、彼らは多分勝者のようには感じていないだろう。バーランダーがアストロズのユニフォームを着ていないことには、常々違和感を感じていたが、彼は今、正にアストロズが彼を最も必要としている時に戻ってきた」としている。
一方、同じアメリカン・リーグ西地区からポストシーズン進出を目指すエンジェルスについては、「エンジェルスは良くなった。それは、C.J.クロン、ランダル・グリチック、ルーカス・リオリト、レイナルド・ロペス、そしてドミニク・レオンを獲得しから」と切り出した。
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