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野球 コラム 2023年7月31日

前田健太、5回4安打2失点7奪三振の好投も黒星。ツインズは泥沼5連敗

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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前田健太(ツインズ)

ツインズの前田健太は現地7月30日(日本時間31日)、今季3勝目を期して敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に先発登板すると、5回94球を投げ、4安打2失点、7奪三振2四球と好投し、役目は果たすも、打線の援護に乏しく、7回1失点と快投した相手左腕のライアン・ヤーブローに投げ負ける形で今季6敗目を喫した。試合はツインズが1-2で競り負け、連敗は5となった。

◆試合結果
ツインズ |0 0 1 0 0 0 0 0 0|1
ロイヤルズ|0 1 1 0 0 0 0 0 X|2

地元紙『スター・トリビューン』は同日付で電子版に「ツインズは最下位ロイヤルズにスイープを喫し、連敗は5に伸びる」と題した試合のレポート記事を掲載し、その副題を「今回は沈黙した打棒が好投を無駄にし、地区首位のリードは半ゲーム差に縮まる」とした上で、記事の冒頭で「ツインズは日曜に飛行機を複数雇い、数多あるメジャーリーグのスタジアム上空に『トレードで右打者を求む』と掲げたバナーを飛ばした方が良かったかもしれない」と皮肉った。

そして、「トレードデッドラインを2日後に控え、ツインズはトレード相手となるかもしれないパートナーたちを前に、球速の速くないロイヤルズ先発のライアン・ヤーブローと、2人のリリーバーに対しておとなしくなる中、2-1で敗れ、最後にもう1度だけ左投手に対する弱点をさらけ出した」と、今回の敗戦で改めて浮き彫りとなった必要とされる戦力補強ポイントについて伝えた。

また、記事ではこの日の前田のパフォーマンスについて、「熱暑での投球となったことから、ケンタ・マエダによる比較的力強かった先発登板は早めに切り上げとなった」とした上で、「ツインズの右腕は5回を投げて2点を許すと、陽光照りつける(華氏)94度(摂氏34度)のなか、94球を投げたところで降板となった」と伝えた。

さらに失点シーンについて、「マエダ(2勝6敗)は2回にフレディ・ファーミンにソロ本塁打を許すと、3回にはニッキー・ロペスにライナーの単打を許した。マイケル・ガルシアは二塁打でこれに続き、左翼フェンスに跳ね返ったボールがカストロの頭上を越したことでロペスが生還し、これが結果的に決勝点となった」と振り返った。

なお、『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者も上記の記事と同様に、試合後に投稿したレポート記事の冒頭で、トレード市場における右打者獲得の必要性を訴えている。

J SPORTS編集部

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