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野球 コラム 2023年7月15日

ダルビッシュ有、オールスター前の苦闘から一転、後半開幕戦で快投。現地メディアは「ダルビッシュが再起動」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有(パドレス)

パドレスのエースがシーズン後半を快投の白星でスタートさせ、チームによる後半戦の逆襲へ弾みをつけた。

ダルビッシュ有は現地7月14日(日本時間15日)、敵地シチズンズバンクパークでのフィリーズ戦に先発登板すると、6回94球を投げ、5安打1失点、9奪三振2四球と支配的なパフォーマンでクオリティスタートを達成し、今季6勝目を挙げた。試合はパドレスが8-3で快勝し、今季の成績を44勝47敗とした。

◆試合結果
パドレス |0 0 3 0 0 1 2 0 2|8
フィリーズ|0 0 0 1 0 0 0 0 2|3

地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』は試合後、電子版に「ユウ・ダルビッシュは再起動し、パドレス打線はブレーク後も好調を保ち、フィリーズに対してシリーズ初戦で勝利」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「ユウ・ダルビッシュがオールスターブレーク明けで力強さを見せると、パドレス打線もそれに続いた」と前置きした上で、「ダルビッシュによる6回に加え、ゲーリー・サンチェス、フェルナンド・タティスJr.、マニー・マチャド、そしてフアン・ソトの本塁打でダメージの大部分を与えると、最後はジョシュ・ヘイダーが締め括り、金曜夜に行われたシーズン後半最初の試合でフィリーズに対し8-3で勝利した」と試合のあらましを伝えた。

一方、『MLB.com』は試合後に掲載したレポートの記事の中で、右腕について「オールスターブレーク前に苦闘していたダルビッシュは、直近の21回1/3で自責点17としていた」と前置き。

ウィルス感染からの復帰後に体重を落としていたことについて触れつつ、「しかし、金曜にかなり体調を改善させていたダルビッシュは、心機一転して後半戦のスタートを切ると、6月9日のロッキーズ戦以来の勝利を挙げた」と伝えた。

そして、ボブ・メルビン監督による「彼は体調が良くなった。彼は体重もいくらか戻した。何回か良いイニングもあった。私は6回で十分だと思った。あれが我々の見慣れたユウ・ダルビッシュだった」とのコメントを添えた。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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