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来季オフにFAとなるダルビッシュ有
パドレスにとって2022年シーズンは、もう少しの所でワールドシリーズ進出を逃す悔しさこそ味わったものの、レギュラーシーズンからポストシーズンへかけて全体を俯瞰して見ると、実り多きシーズンだったと言えるだろう。
エースのダルビッシュ有を筆頭に、高いレベルで安定感を持続させた先発ローテーションと適材適所で選手層に厚みのあったブルペンが強みとなり、ナショナルリーグMVP最終候補に選出されたマニー・マチャドによる出色のパフォーマンスは大きな武器となった。
さらに夏場のトレードによる的確な戦力補強を行ったパドレスは、ナ・リーグ西地区2位でポストシーズン進出を果たすと、そのプレーオフでは何れもシーズン100勝以上をあげたメッツと宿敵ドジャースを連続して下克上で撃破。チャンピオンシップシリーズ進出を果たしたのは、まだ記憶に新しいところだ。
こうなると、当然のことながら、来季さらなる飛躍を遂げるには、このオフシーズンをどのように過ごすべきか、と言う疑問が浮上してくるわけだが、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、現地17日付で「パドレスのオフシーズンへ向けた9段階プラン」と題した記事を投稿し、その疑問に答えている。
カッサベル記者は先ず第1段階として、「スアレスとマルティネスと再契約すべし」と唱えているが、パドレスは既にロバート・スアレスとは5年契約、ニック・マルティネスとは3年契約を結んでおり、これは達成済みとなっている。
第2段階は、「もう1人先発投手に費やすべし」とし、「パドレスには、使えるお金はあるが、リソースは無制限ではない」とした上で、「ユウ・ダルビッシュ、ブレイク・スネル、そしてジョー・マスグローブ以外となると層に厚みはない」ことから、「私だったら先発投手1人に費やす」とし、「興味深い自由契約選手のオプション」として、「理に適っているがクオリファイングオファー付き」のクリス・バシット、そして「魅力的ながら多くの球団が興味を示している」千賀滉大の名を挙げている。
続いて同記者は第3段階として、「一塁は富を分配すべし」と主張し、「スイッチヒッターのジョシュ・ベルはかなり有用」ながら「値が張る」ことから、「そのお金を一塁手タイプの選手2人(右打ちと左打ち1人ずつ)に使う方が賢明」であり、「ブランドン・ドルーリーとの再会は理に適っているかもしれない」としている。
カッサベル記者の唱える成功のための9段階プランは、その後、「グリシャムの中堅手パートナーを見つけよ」、「捕手を1人獲得せよ」、「投手陣の空白を埋めよ(ピアース・ジョンソンとクレイグ・スタメンがチームを去ったことから)」と続き、第7段階は「ダルビッシュの契約を延長せよ」となっている。
このことについて記事では、「これは2023年にはほとんど関係ないことだが、もしパドレスが最高の状況に身を置きたいのであれば、ユウ・ダルビッシュを固定し、さらに2シーズン契約を伸ばすことができれば、大いに効果を発揮するだろう」と主張し、「ダルビッシュが22年シーズン、チームメイト、そして(サンディエゴの)街を楽しんだと言うことについては、皆意見が一致している」と続けた。
ちなみに、残りの2項目について、カッサベル記者は「ソトと(長期的に)向き合え」、「タティスを健康に戻せ」としており、全9段階を見渡してみると、かなりお金の掛かりそうな話ではあるが、これが全て達成されると、確かに来季以降、長期的な成功が望めそうなところではある。
J SPORTS 編集部
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