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大谷翔平、新魔球が威力を発揮
エンジェルスの大谷翔平が先月から実戦で投げ始めたシンカー(日本では一般的にツーシームと呼ばれている)が、二刀流スターのマウンド上での支配的なパフォーマンスに拍車をかける武器として、現地メディアで話題になっているのは既報の通り。
現地9月3日(日本時間4日)のアストロズ戦で、マウンドに上がった大谷が100マイル(160.9キロ)のシンカーを投じて、今季MLB屈指の強力打線を手玉に取ったのは記憶に新しいところ。
地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、試合から一夜明けた現地4日付で「エンジェルスのショウヘイ・オオタニは新しいシンカーで[テレビゲームの代物]をやっている』と題した記事を掲載し、当のシンカーを捕球している女房役のコメントを交え、改めてこの二刀流スターの新魔球を報じた。
記事では冒頭で「もし、現時点でショウヘイ・オオタニがマウンド上でやっていることについて慣れた人間がいるとすれば、それは今季、彼の投球を最も多く捕球した選手ということになるだろう」と前置き。
そして、「しかし、マックス・スタッシは未だに畏敬の念を抱き続けている」とし、「オオタニが土曜の試合で彼の新しいシンカーを1つ高いレベルへ押し上げた翌日、スタッシはオオタニが今『テレビゲームの代物』をやっていると語った」と、エンジェルス正捕手の言葉を伝えた。
記事によると、スタッシは大谷の投球について「選手たちは、何年もかけて1つの球種をどうやって投げるのかを掴み、スライダーを軌道に乗せるんだ。彼の手の配置と、どうやってボールにスピンをかけるかの認識の度合いは文字通り、この世の物とは思えないくらい素晴らしい」と評した。
さらにアストロズ戦で18球投げたシンカーについては、「間違いなく良くなっていた。制球も良くなっていたし、感触も良くなっていた」と述べたとのこと。
また、記事では、大谷が3回にチャス・マコーミックに投じたシンカーが「球速99.7マイル(160.5キロ)をマークし、投げた腕側へ21インチ(53.3センチ)変化した」ことについてのスタッシによる、「あれはエリート級の中のエリートだった」とのコメントを伝えた。
この新魔球の登場により、大谷とアーロン・ジャッジによるアメリカン・リーグMVP争いを巡る外野の議論は、ますます熱を帯びることになりうそうだ。
J SPORTS 編集部
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