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大谷翔平、2打席連続アーチ
不振に陥っていたエンジェルスの二刀流スターが眠りから覚める2打席連続アーチを放ってチームを牽引するも、チームの連敗脱出には至らなかった。
現地5月29日(日本時間30日)、本拠地エンジェルスタジアムでのブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、第1打席で右翼スタンドへ消える今季第10号の先制ソロ本塁打を放つと、第2打席ではノー・ダウター(打った瞬間それと分かる)の一発をバッターズアイ(バックスクリーン)の“林”の向こう側へ飛ばして劣勢に立たされていたチームを勢い付けた。
大谷は結局、この試合を3打数2安打2本塁打3打点2四死球とするも、チームは10-11で逆転負けを喫した。『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、同日付で「オオタニがシーソーゲームの乱打戦で2ホーマーをかっ飛ばす」と題した記事を投稿。
その冒頭で、「乱打戦となるなか、二刀流スターのショウヘイ・オオタニは2本のホームランを打ち、5月20日に首を負傷して以来のスタメン出場を果たしたテイラー・ウォードもホームランを放ち、さらにはマックス・スタッシも7回に勝ち越しのソロ弾を放った」とした上で、「しかし、3試合連続でブルペンが崩壊したエンジェルスは、またしても敗戦を喫する結末となった」と、連敗を5に伸ばすこととなった惜敗を要約した。
記事では大谷の今季10号ホームランについて、「5月22日以来、本塁打を打っていなかったオオタニは、初回に右腕のホセ・ベリオスからソロ弾を放ってこの日の幕開けを飾った」と伝え、続く打席で放った11号については、「オオタニは3回にベリオスからチームを試合に戻す2ラン弾を放ち、キャリア通算のマルチホーマーゲーム数を9試合とし、今季のマルチホーマーを3試合とした」と伝えている。
一方、現地紙『ロサンゼルス・タイムズ』も同日付で電子版に掲載した記事の中で、「ショウヘイ・オオタニが2本のホームランをかっ飛ばし、テイラー・ウォードが1本塁打3打点とし、マックス・スタッシが4安打1本塁打3打点とするなど、試合に負けるのは難しいかと思われた」とした上で、ブルペンの崩壊により連敗を5としたことを伝えた。
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