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菊池雄星、5回途中2失点
ブルージェイズの菊池雄星は現地5月22日(日本時間23日)、今季3勝目を期して本拠地でのレッズ戦に先発登板するも、4回1/3、86球を投げ2安打2失点、7奪三振4四死球で降板となり、勝敗はつかなかった。試合は2-3でブルージェイズが敗れた。
『MLB.com』は、この日の左腕が2点を献上した初回に37球を要するなど、立ち上がりで躓きながらも、その後、立ち直って試合を作ったことから、同日付で「キクチ(7K)はタフな初回から立ち直る」と題した速報記事を掲載。
その冒頭で、「ブルージェイズに在任してまだ日の浅いユウセイ・キクチについて1つ言えるのは、どちらのキクチが出てくるのかわからないところだ」と前置き。
「良く制球された95マイルの速球で打者をアタックし、えげつないスライダーとスプリット、チェンジアップで対戦相手を惑わして、短いイニングで瞬く間に三振の山を築く一面もあれば、それと同じイニングの間に、ボールをしっかり握ることができず、持ち球の制球を失い、複数回塁を満たしてしまうキクチもいる」とその二面性について説明した。
そして、「ブルージェイズがレッズに敗れたロジャースセンターでの日曜午後の試合では、その左腕の両面が出た」と、端的にこの日の菊池のパフォーマンスを振り返った。
記事では、菊池がこの日与えた3四球の全てを初回に対峙した4人目の打者までに出したことについて触れ、その後、二死満塁から2失点した立ち上がりについて、「キクチは1回に37球を投げたが、ストライクは17球のみだった」と要約。
しかし、「イニング間で多くが変わることもある」とした上で、「キクチが2回にマウンドへ戻ってくると、支配的な方の彼になっていた」とし、「三振を奪って初回を終わらせたモッターを含め、レッズの打者10人を連続で打ち取った」と伝えた。
記事によると、ブルージェイズのチャーリー・モントヨー監督は試合後、「彼は我々を試合に留めてくれた。彼は立ち直ってストライクを投げてくれたが、あれはかなり大きかった」とコメント。
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