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野球 コラム 2021年7月23日

前田健太、大谷翔平との対決を制する好投を見せるも敗戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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好投も4敗目

ツインズの前田健太は現地7月22日(日本時間23日)、今季5勝目を期して本拠地ターゲットフィールドでのエンジェルス戦に先発登板すると、大谷翔平との直接対決を3打数無安打に抑えるなど、7回7安打3失点とクオリティスタートを達成するも、試合は2-3でツインズが敗れ、前田は今季4敗目を喫した。

『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者は試合後、「マエダがショウヘイとのライバル対決に勝利」と題した記事を投稿し、この日の日本人対決について、「マエダは7安打を許すも、登板を通し、大体において安打を散発させてダメージを逃れ、日本野球ファンの注目を大いに集めた同胞のショウヘイ・オオタニは、2三振と内野ゴロに抑えた」と伝えた。

さらに、失点のシーンについては「マエダはエンジェルスで最高の打者に対しては見事な投球を見せるも、9番打者のジャック・メイフィールドに対する重要な瞬間に失投すると、そのゾーン高めに浮いたスライダーを運ばれ、決勝点となる3ラン弾を浴びた」と、結果的に勝敗を決することになってしまった唯一の失投を悔やんだ。

それでも、パク記者はこの日の右腕について、「マエダは7奪三振無四球としたことで、投球数を効果的に抑え、わずか95球で今季最長の7回を投げ切った」と評価するとともに、「マエダはハイソックスに変えた直近4試合の防御率を2.35としている」と、引き続き“ハイソックス効果”が前田に味方していることを伝えた。

なお、ツインズを率いるロッコ・バルデリ監督は、前田について、「ケンタによるかなり素晴らしい登板だった。彼はこれまで彼がやり続けてきたことの全てを出し切ってくれた」。

「我々は、最近の彼がどれだけ良い投球をしているかについて述べてきた。彼にはかなり目を見張るものがあるし、皆がオオタニとの対決について話しているのは知っているが、彼は球種を良い感じに織り交ぜていたね。彼は良い感じにハマっていたね」と評したとのこと。

J SPORTS編集部

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