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野球 コラム 2021年6月1日

大谷翔平、現地スポーツ誌の「最初の2ヶ月のMVP」に選出される

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ここまでのMVPとされた大谷

州によっては今月中旬から球場の観客動員がフルキャパシティ戻るMLBは、早くもレギュラーシーズンの1/3を消化した。

このところ現地メディアでは、ここまでのシーズン、あるいは5月中のパフォーマンスを総括する記事が散見され、日本が誇る二刀流スターも、あちこちで取り上げられているので、今日はそうした記事を紹介しよう。

『MLB.com』は現地5月31日付で、「これが5月のオールスターチーム」と題した記事を掲載し、5月中の成績に基づいて選出した各リーグのオールスターチームを発表。

日本人選手では、エンジェルスの大谷翔平が唯一、アメリカン・リーグの指名打者として選ばれている。記事では選出理由について、「ショウヘイは引き続きボールを強打し続けている」とし、さらに対抗馬である「ヤーミン・メルセデスは今月、調子を停滞させた」ことも理由の1つとしている。

一方、アメリカスポーツ誌『スポーツイラストレイテッド』は現地5月28日付で電子版に「最初の2ヶ月のMVPを選ぶ」と題した記事を掲載。7人の記者が、それぞれアメリカン・リーグとナショナル・リーグのMVPを1人ずつ選出する形で、現時点での両リーグのMVP候補を紹介している。

記事では、ナ・リーグはロナルド・アクーニャJr.とクリス・ブライアントで票が割れるなか、なんとアメリカン・リーグは、7人中6人が大谷をピックアップしている(1票を得たブラディミール・ゲレーロJr.が二刀流スターによる満票を阻止)。

大谷の選出理由について記者たちは、「(チームの成績が芳しくないことから)オオタニのしていることは、どういうわけか過小評価されている」「彼は何かをやる度にそれが重要な出来事になっている」「このままケガをしなければ、1人の野球選手による史上最も素晴らしいシーズンになる」。

そして、「他にも興味深い候補はいるが、1世紀以上も成し遂げられなかったことを実現している男以外を選ぶことなど考えられない」「(記事掲載時点で)オオタニは本塁打でゲレーロJr.に次ぐ2位につけており、9回平均の奪三振数でもシェーン・ビーバーに次ぐ2位につけているが、こうした数字以上に、1世紀以上誰も成し遂げられなかった投打で活躍するバランスを保つ難易度は何より考慮されるべき」とも回答。

さらに「オオタニは野球界最高の打者の1人であり(154 OPS+)、最も効果的な投手の1人だ(187 EAR+)」「これまでのような活躍をフルシーズンし続け、例えば、550打席、20先発登板を果たすことができれば、彼は簡単にこの賞を勝ち取るはずだ」などとしている。

まったく気の早い話だが、イチロー以来となる日本人選手によるシーズンMVP獲得へ、期待をするなというのは無理な相談というものだろう。

J SPORTS編集部

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