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野球 コラム 2019年7月21日

3回戦の幕開けはサヨナラ満塁ホームランで決着。都市対抗野球

野球好きコラム by 大島 和人
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第90回都市対抗野球大会は20日から3回戦。ベスト8を決める戦いが始まった。試合間隔も狭まり、投打とも総力戦の色が濃くなる大会の後半戦である。

【都市対抗野球2019】

JFE東日本 vs. 明治安田生命 ハイライト(第8日 第1試合)

第1試合は明治安田生命(東京都)とJFE東日本(千葉市)の対戦だった。どちらも初戦から先発を変えてきたが、序盤は両投手が好投する。

JFE東日本の先発はオールフロンティアから補強された左腕・高橋京介。新興チームのオールフロンティアから「初の都市対抗出場者」となった。

高橋は速球こそ130キロ台ながら、スライダーやツーシーム、チェンジなどの変化球が抜群。4回まで相手打線を0点に封じた。

明治安田生命の先発・古田康浩は32歳のベテラン右腕。140キロ台の速球も持つが、今日は制球重視で変化球を上手く使っていた。試合の中盤まで無失点投球を続ける。

明治安田は4回表、5番・大野大樹が一死1・2塁から左前安打。しかし、二塁走者が本塁に突入するクロスプレーがアウトとなり、先制のチャンスを逃す。

明治安田生命は5回表、JFE東日本の2番手・中林伸陽を攻略する。2番・木田大貴が二死1・2塁から右中間を破るタイムリー三塁打を放ち、2点を先制した。

ただ、JFE東日本は3番手の右サイドハンド・橘朋晃が好投。終盤まで2-0という明治安田生命のリードは動かない。

JFE東日本は9回から元横浜DeNAベイスターズの右腕・須田幸太がリリーフ。2回戦と同じように、彼の登板後に攻撃の火がついた。

JFE東日本は9回裏、松本啓二朗が一死1・2塁のチャンスで打席。大学、プロで須田のチームメイトだった男が四球を選び、一死満塁とチャンスを拡げる。ここで>6番・岡田耕太がレフト前タイムリー安打を放ち、2-2と試合は振り出しに戻った。

明治安田生命は8回からリリーフしていた陶久亮太が降板し、左腕・三宮舜を3番手で起用する。

JFE東日本は二死満塁と走者を溜め、打席に入ったのは9番・猪田和希。神戸国際大付属高校から入社して2年目の右打者で、6回裏の代打から試合に入っていた。

「2-2の同点、二死満塁で自分の打順が来ると計算していた」という猪田が試合を決めた。フルスイングで捉えた打球は高々と舞い上がり、レフトスタンドへ。劇的なサヨナラ満塁本塁打で、JFE東日本が6-2と勝利した。

◆試合結果
明治安田 |0 0 0 0 2 0 0 0 0 |2
JFE東日本|0 0 0 0 0 0 0 0 6X|6

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