人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

野球 コラム 2026年7月31日

【広島好き】カープ、前半戦の個人成績を振り返る

野球好きコラム by 大久保泰伸
  • Line

マツダスタジアム

前半戦を終了してカープは、35勝50敗4分の勝率.412、首位の阪神とのゲーム差は12.5の5位と厳しい戦いが続いています。リーグ3位のチーム防御率(3.23)に対して、チーム打率(.224)と同得点(266)は12球団最下位と、苦戦の要因は明らかですが、今回は前半戦の個人成績を調べてみたいと思います。

J SPORTS STADIUM2026

まずは投手陣から。先発投手陣で規定投球回に達しているのはリーグ全体で11人と少ない中、カープでは床田 寛樹が防御率2.66でリーグ9位の成績を残しています。

規定投球回未満の先発投手では、栗林 良吏が10試合で1.07と秀逸な数字で、その他では玉村 昇悟が2.40、森 翔平が2.86と、ともに9試合で防御率2点台をマーク。さらに3試合のみですが、斉藤 優汰が2.45と後半戦に期待できそうな数字を残しています。

勝利数は、プロ2年目で先発転向した岡本 駿が6勝でチームトップ。6月下旬から自身4試合勝ち星なしと苦しみ、防御率は3.81ですが、監督推薦でオールスター出場も果たしました。

森下 暢仁と栗林が5勝で続きますが、防御率4.52の森下は交流戦明け3試合を未勝利で、現在二軍調整中。床田とリリーフの森浦 大輔が4勝となっています。

リリーフ陣では、絶対的な守護神不在の中、森浦がチームトップの11セーブ(S)をマーク。ベテランの中﨑翔太が6Sで続き、ハーンも1Sを記録しています。

中継ぎではハーンが26ホールド(H)でチームトップ。髙太一が15H、遠藤淳志が11Hと3投手が2ケタホールドをマークしており、遠藤は監督推薦で出場が決まっていたハーンに代わる補充選手として、自身初のオールスターに出場しました。

救援防御率では、チームトップのハーン(1.53)と髙(1.91)が防御率1点台を記録。先発1試合を含めた鈴木健矢が2.51、森浦が2.70、遠藤が2.80となっています。

打撃成績では、坂倉 将吾が安打数(79)、打率(.256)、打点(47)の3部門でチームトップ。安打数は小園 海斗が77、菊池 涼介が64で続き、大盛 穂モンテロ(ともに53)、名原 典彦が51と50安打以上をマークしています。

セ・リーグの規定打席到達者が17人の中、カープは坂倉と小園(打率.242)、菊池(同.237)の3人がリーグ8位、14位、16位。規定打席以下では名原が打率.266、秋山 翔吾が同.265をマークしています。

本塁打数は7月8本塁打のファビアンが13本でチームトップ。坂倉が10本、モンテロが8本で続き、持丸 泰輝が少ない打席数の中で、5本と長打力を発揮しています。以下は菊池、大盛が4本、名原が3本ですが、開幕4番で大砲候補として期待された佐々木 泰は3本と、やや物足りない数字となっています。

打点はチームトップの坂倉の47から、モンテロが31、ファビアンが27と、この3人が現在のチームの得点源となっています。菊池の22はともかく、小園の20は得点力不足のチームを象徴していると言えるかもしれません。後半戦では、出場数が29試合と少ないものの、11打点をマークしているドラ1ルーキー・平川 蓮の巻き返しに期待したいところです。

野手成績においてリーグでもっとも上位、タイトルも狙える位置にいるのが、盗塁数の辰見 鴻之助です。18盗塁は、25盗塁の浦田 俊輔(巨人)と岩田 幸宏(東京ヤクルト)に次ぐリーグ3位ですが、打席数がわずか18の辰見は、代走の切り札として連続して二盗、三盗を2度記録するなど、その韋駄天ぶりはチームの大きな力となっています。

盗塁数では大盛も11個を記録しており、以下名原が5個、ルーキーの勝田成が3個と、今季の新戦力が名を連ねています。

後半戦にひとつでも順位を上げるためには、これらの個人成績は少しでも高くなることが必須となるでしょう。さらに前半戦に振るわなかった選手にも、さらなる奮起を期待したいところです。

文:大久保泰伸/写真:産経新聞社

J SPORTS STADIUM2026

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ