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野球 コラム 2018年8月19日

「マネーボール続編」が創造するペナントレース台風の目

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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いつの間にか、オークランド・アスレチックス(現地8月16日時点で72勝49敗、勝率.595)がポストシーズン進出の圏内にいる。

現地8月16日、ワイルドカード争いでシアトル・マリナーズ(70勝52敗、勝率.574)を蹴落として2位に上がっただけではなく、ア・リーグ西地区のペナントレースでも首位ヒューストン・アストロズ(74勝47敗、勝率.612)に2ゲーム差まで詰め寄っている。

2015年から3年連続で同地区の最下位に沈んできたチームだから、驚くべきことなのだけれど、歴史的にはそうでもない。

アスレチックスが最後のワールドシリーズ優勝を果たしたのは1989年のこと。今ではPED(パフォーマンス向上薬品)なしには語られることのないマーク・マグワイアとホゼ・カンセコの「バッシュ・ブラザーズ」を中心とした強力打線のお陰でその前後の年もア・リーグ王者となった。今となっては遠い昔のことのようだ。

1995年の野茂英雄の「メジャー挑戦」以降にメジャーとの距離が一気に縮んだ世代にとっては、マイケル・ルイスが書いた米ベストセラー本「Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game」、それを原作としたブラッド・ピット扮するビリー・ビーンGM(当時。現オーナーグループの一人にして編成本部長)主人公の映画「マネーボール」に登場するアスレチックスがすべてではないか。

低予算球団が、せっかく自前のファームで育てた有力な選手がヤンキースなどの金権球団にフリーエージェントで獲られて弱体化していくのを防ぐため、それまで球界の守旧派から忌み嫌われていたセイバーメトリクス(野球の統計分析)を駆使して独自の選手査定法を確立し、2002年には20連勝という新記録(当時)を樹立するなどして勝ち進む「半沢直樹」的な逆転劇を見せたのが、新世紀に入ってからのアスレチックスだ。

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