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ホームラン・バッターが打席に立つと、注目度がぐっと高まる。
ファンだけではなく、相手チームの選手やメディアだって同じだ。
当たり前かも知れないが、日本プロ野球のように親会社ではなく、チーム名からして地域社会との繋がりが強いことが分かるメジャーリーグでは、ビジターチームの打者が登場したところで、それほど極端に注目度が上がることはない。
彼らはあくまでも「敵の一人」であり、「ほら、あいつだぞ」と誰かに促されて注目することなど、そうそうないことだ。
だが、ホームラン・バッターは違う。
6月22日の午後、シカゴ・カブスの本拠地リグリーフィールドもそんな感じだった。
記者席で、誰かがこう言うのが聞こえた。
”Here comes Alonso(ほら、アロンゾだよ).”
ニューヨーク・メッツのスーパー・ルーキー、ピート・アロンゾのことだ。
マウンド上のホゼ・キンタナは、アロンゾに対し「おい、新人。俺のカーブ打てるのか?」とばかりにカーブを連投し、見逃しのストライク、ファールで簡単に2ストライク・ナッシングと追い込んだ。
ベテラン投手に新人が軽くあしらわれているように見えた。
だが間もなく、風向きが変わる。
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