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野球 コラム 2026年6月10日

【ハイライト動画あり】慶應義塾大学、投打噛み合い大会初戦をコールド勝ち。全日本大学野球選手権2回戦

野球好きコラム by 慶應スポーツ新聞会
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6回10奪三振の好投を見せた渡辺和大

全日本大学野球選手権大会の初戦。試合は慶應義塾大学有利の展開で進む。

2回裏、丸田湊斗(法3・慶應)の犠飛で先制すると、3回裏に林純司(環3・報徳学園)の右中間への適時二塁打と吉開鉄朗(商4・慶應)の犠飛で3点差、さらには5回裏、一宮知樹(経2・八千代松陰)の中前適時打で、5-0と大差をつける。

先発・渡辺和大(商4・高松商業)は6回を無失点被安打2の好投。7回以降も沖村要(商4・慶應)、竹内丈(環4・桐蔭学園)が零封リレーを見せる。8回裏、連続の押し出し四球で試合終了。7-0で8回コールド勝ちを収めた。

第75回 全日本大学野球選手権記念大会

東京六大学野球2026春季リーグ戦で、5季ぶりの優勝を果たした慶大。東京六大学野球連盟の代表として、全日本大学選手権に駒を進めた慶大は、北海道学生野球連盟の函館大学との初戦に臨む。時代の王者を見届けてきた明治神宮野球場で、チーム今津の「二冠目」への物語が始まる。

先発のマウンドにはリーグ戦優勝の立役者・渡辺和が上がる。リーグ戦ではリーグトップの7勝、奪三振数65、防御率1.28を記録した。全日本大学選手権でもチームを支える投球を期待したい。渡辺和の立ち上がりは先頭打者に四球を許すも、後続を打ち取る。2回表には相手打線から3者連続三振を奪うなど、3回まで安打を許さない。

2回裏、先頭の林純が中安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め無死二塁に。続く吉開も捕逸による振り逃げで出塁。さらに一宮が三失で出塁し、1死満塁に。ここで丸田が中犠飛を放ち、1点を先制する。

3回裏は先頭・今津慶介(総4・旭川東)が二失で出塁し、吉野の打席間に盗塁を決める。吉野も四球を選び1死一、二塁のチャンスを作ると、林純が右中間に適時二塁打を放ち1点を追加。続く吉開も左犠飛を放ち、この回2点を追加する。

この日2打点を挙げた一宮知樹

5回裏、先頭・吉野が右フェンス直撃の安打を放つと、林純の四球、八木陽(法3・慶應)の内野安打で1死満塁のチャンスを作る。ここで一宮が中前に適時打を放ち2点を追加する。

6回表、渡辺和は先頭・淡路建司(商3・能代松陽)に左二塁打を浴び、無死二塁のピンチを背負うも、後続を3人で打ち取る。渡辺和はこの回で降板。6回91球被安打2、奪三振10、与四球1、失点0だった。

7回表からは沖村がマウンドに上がる。沖村は先頭打者に三失で出塁されると、続く打者に死球を与え、無死一、二塁に。しかしこのピンチを3者連続三振で切り抜ける。

8回表は今季リーグ戦で登板がなかった竹内がマウンドに上がる。竹内は先頭打者に四球を与えるも、吉開が盗塁を阻止する。竹内は2死から内野安打を許すが、これも吉開が盗塁阻止し、攻守交代。

8回裏、途中出場の横地広太(政4・慶應)が中安打を放つなど、2死満塁のチャンスを作る。ここで打席が回ってきた上田太陽(商4・國學院久我山)は押し出しの四球を選ぶ。なおも満塁のチャンスで一宮に代わって代打・村岡龍(商4・慶應)が打席に立つと、見事な選球眼で押し出しの四球を選び、チーム7得点目を奪う。ここで試合規定により、7-0で8回コールド勝ちを収めた。

第75回 全日本大学野球選手権記念大会

【ハイライト動画】2回戦 函館大学 vs. 慶應義塾大学(6月10日)

全日本大学選手権優勝に向け、コールド勝ちという順調なスタートを決めた慶大。投げては渡辺和を中心に函館大を3安打に抑えた。打っては相手の四死球や失策を逃さず得点に繋げられた点が勝利の要因と言えるだろう。

準々決勝に駒を進めた慶大は翌日、日本体育大学との一戦に臨むことになる。日本体育大はこの日の第2試合で、周南公立大学に7-0で7回コールド勝ちを挙げた。次戦はより厳しい戦いが予想されるが、盤石の投手陣と繋がりを見せる打線が噛み合う、慶大らしい野球でベスト4への切符を掴み取ってほしい。

◆準々決勝
・6月11日(木)11:30 日本体育大学 vs. 慶應義塾大学

第75回 全日本大学野球選手権記念大会

◆渡辺和大投手コメン

大事な初戦勝つことが出来てよかったです。このままの勢いで次の日本体育大学にも勝ちます。応援よろしくお願いします。

◆堀井哲也監督、試合後インタビュー

――今日の試合を振り返って

リーグ戦が終わってから、初戦ということでいろんな意味で、配分の難しさがあったと思うんですけど、勝てて良かったです。

――打線をかなり組み替えたが

そうですね。リーグ戦終盤に中塚がけがしたっていうところがあって。その穴というか、そこをどう使えるかということを考えて、今日挑んだんですけども、まだまだ再考の余地があるかなと思っています。

――渡辺和の投球を振り返って

渡辺もコンディション的に難しいところもあったと思うんですけど、丁寧に投げることが出来ていて、それが一番の勝因だと思います。

――7回から継投に切り替えたが

渡辺和の疲労も考えながら、この大会を乗り切るために、何がベストかを考えながらという感じですかね。

――短期決戦の難しさはあるか

リーグ戦でも負けたら自力優勝がなくなるとか、優勝を逃すという試合もあったので。リーグ戦とそこまで変わらず。短期決戦だからということは特にあまり意識しませんでしたね。

――明日以降の意気込み

とりあえず一戦を終えましたので、日体大戦に向けて今からしっかりと準備したいと思います。

文:奈須龍成/写真:塩田隆貴、鈴木啓護(慶應スポーツ新聞会)

慶應スポーツ新聞会

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慶應義塾大学文化団体連盟所属の公認サークル。通称ケイスポ。全40ある体育会の取材から記事の執筆、年7回の新聞製作まで全て学生の手で行う塾内唯一のスポーツ新聞サークル。部員数約50名、35年の歴史を持つ。»慶應スポーツWebサイト

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